こんにちは!
体にやさしい手作りお菓子教室『LuaLua』の なかみちあや です!
昨日紹介した人参ラペのレシピ(レシピはこちら)で使われていた油。
レシピではオリーブオイルorあまにオイルとなっていました。
この2つのオイルは身体に良い油と最近話題ですが、ちょっと種類が違うことを知っていますか?
ダイエットや身体のことを考えて油は控えめにと思われがちですが、良質な脂質は身体にとってはとても大切です。
脂質は体内で細胞膜・ホルモン・血液・エネルギーを作るのに使われます。脂質がないと細胞膜が弱くなりお肌がカサカサ、ホルモンバランスが乱れるなどのトラブルが起こることも・・・
身体にとって大切な油の種類をまとめてみました!
脂肪酸はこのように分類されます↓
オリーブオイル・・・一価不飽和脂肪酸のオメガ9
★体内で生成することができる
★熱に強い→火を使う調理におすすめ!
他には・・菜種油
あまにオイル・・・多価不飽和脂肪酸のオメガ3
★体内で作り出すことができない
★熱に弱く酸化しやすい(→低温圧搾法で搾られている物が良い)
他には・・エゴマ油、魚の脂(EPA/DHA)
体内で作り出すことができないので食事から摂る必要があるが、不足しがち・・・
意識して一番摂りたい油。
子どもにとっては、視力や脳・骨の成長発達を助けるため、成長期は魚をたくさん食べたいです!
そして、あまにオイルは女性ホルモンと似た働きをするため、女性は毎日でも摂りたい油。
サラダやスムージーなどに入れて非加熱で摂りましょう!
ということでレシピでは2つ載せましたが、個人的にはあまにオイルをおすすめします!
けれど、少し高価だったり手元になかったりすることもあるかもしれませんので、その時は酸化しにくいオリーブオイルがいいと思います
そして、残りの2つの油は
多価不飽和脂肪酸のオメガ6・・・紅花油、コーン油、ひまわり油など
★体内で生成できない
★市販の揚げ油や加工品、お惣菜などに使われている
★過剰に摂取するとアレルギーなどを引き起こす
オメガ6は食事で摂る必要があるけど、摂り過ぎに注意!
普段の食事でも十分摂れていることが多いので、意識して摂らなくても大丈夫!
飽和脂肪酸・・・バター、卵、肉類、乳製品に多い動物性脂肪
★血液をドロドロにさせる
★摂りすぎると生活習慣病や動脈硬化の恐れも・・・
動物性脂肪は人間の体温だと固まってしまうので、食べ過ぎは血管を詰まらせたり病気のきっかけを作ってしまうこともあります。できるだけ控えたい油。
そして一番気をつけたい油がトランス脂肪酸。
不飽和脂肪酸から科学的に作られているトランス脂肪酸。
植物性の油は常温だと液体ですが、輸送や扱いやすさを考えて、水素を添加することで固体の状態にしています。
トランス脂肪酸を多く含む食品として、マーガリンやショートニング、ファットスプレッド。又、それらを原材料に使っている、パンやケーキ、ドーナッツ、カップラーメン、ポテトチップスなどがあげられます。
健康に悪影響を及ぼすとして、使用が規制されている国もあります。
市販のおやつにもほとんどと言っていいくらい使われています。
まとめると・・
加熱するならオリーブオイル!
非加熱で積極的に摂りたいオメガ3!
体が喜ぶ油を意識して摂っていきたいですね
Nonバター
Nonたまご
Non乳製品
Nonシュガー
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