『大和の心で読み解くルノルマンカード』(河出書房新社)
ご好評いただき、ありがとうございます
多くの国で幸せの象徴とされる「クローバー」
本書P10~ご参照
中でもめずらしい四つ葉を見つけたら、その喜びはひとしおで、まさに幸運を感じるでしょう。
クローバーがラッキーを表すのは当然で、決まり切ったことと思えるかもしれませんね。
しかし、和のルノルマンカードを制作するにあたり、日本でのクローバーについて調べていると、幸運の意味の深さを実感せずにはいられなくなりました
ただのラッキーで、ふわふわした喜びだと思っていたらもったいないのが、クローバーの意味する幸せです。
江戸時代後期、オランダからのガラス製品の緩衝材として用いられ、日本に入ってきたクローバー。
クローバーの和名は「白詰草」。
白い花が咲く草を緩衝材として詰めていたことが、その名の由来です。
ここで、「クローバー」の幸せについて考えてみましょう。
ガラス製品が壊れないようにと、詰められたクローバーは、役を終えると破棄されてしまうもの。
見向きもせずに捨ててしまうものですが、その中に四つ葉が潜んでいるかもしれない。
それはすごいこと 驚くべき話ではありませんか?
すぐ近くあって、手が届くというのに、誰も見向きもせず、当り前のように素通りしてしまうものの中に、幸せがあるということですよ
その幸せはすごく小さくて、うっかりスルーしてしまう程度のものかもしれませんが、それがあとから大きく育っていく可能性もあります。
幸せや幸運と聞くと、誰もが羨むような特別なことと期待しがちですが、そんなことだから幸せに手が届かない。
幸せは本来、そんなに大層なものではなく、ささやかなものなのかもしれません。
小さくて気づかない人が多い幸せにたくさん気づけた人が、その幸せを大きく育て、本当の幸せを手にできるのでしょう。
ただのラッキーや幸運のめぐりというだけの解釈で終わらない。
大和の心で読み解く「クローバー」でした。
このように、大和の心で占うためのヒントを詰め込んだ解説書です。
カードを手に、ご自身で考え、リーディングを深めながら、大和の心を研ぎ済ませて頂けますと幸いです。
考え方のヒントとしてオススメしたい1冊はこちら
タロットの本ですが、考えを深めるにはもってこいです。
ぜひ、あわせてお役立てくださいね
これからも和のノルマンカードについて書いていきます。
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