夢を託したり期待したりすること(期待する側編)の続き、人の期待との向き合い方についての(期待される側編)です。
わかりやすく例えるなら・・・・
お土産を期待されていたけれど、時間がなくて買えずに帰宅した。
「きっとこうしてくれるはず」と期待されていたらしいことに応えられず、いつの間にか裏切り者認定されてしまう。
親切にした相手から、自分から好意を抱かれていると勘違いされ、恋人関係になることを期待される。
たまたまの流れで手伝った人から、更なる無償の手伝いを期待され、断りにくくなってしまう。
「合格する」と期待され、その期待がプレッシャーとなり、夢を叶えられなくなった。
「優勝してほしい」と期待され、そのお陰でくじけず頑張れて、優勝を勝ち取れた。
というように、そこら中に「期待」の数々があふれ、その矛先となっている人がいるでしょう。
期待にたまたま応えられることもありますが、期待されていることを知らないケースもあり、勝手に落胆して失望されてしまうという、リスクが隠れている期待です。
期待した人はもちろん、期待された人も気を落とすことになる「期待」と考えると、かなり危険で厄介な「期待」といえます。
例の最後の、期待のお陰(=祈りのお陰)で優勝出来たというようなことは、レアケースで、大抵の場合はリスクの方が大きいでしょう。
期待は、希望につながるものということで、「期待の星」と呼ばれる人を羨んだり、憧れたりすることもありますね。
しかし、本当に希望につながる「期待」は、期待する人と期待される人の目指すものが同じである時だけに成立するもので、一方的な期待は、マイナスに転じ、反対に失望や絶望を生んでしまう危険なものでもあるでしょう。
期待されない自分を呪わず、期待されても、その通りの道を歩まなくてもいい。
勝手で一方的な「期待」が世の中には多いでしょう。
2回に渡って書いた「期待」についての考察ですが、これは過去にも似たようなことを書いています。
これ
ということで、このように日頃から頭の中で思考をめぐらせながら生まれた気づきがあります。
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