最近よく思うことがあります。
それは、人の期待との向き合い方についてです。
わかりやすく例えるなら・・・・
親が子に、自らがあきらめた夢を託してみたり、反対に子が親に対し、これくらいはやってもらえるはずと期待したり。
好きな人とよく目が合うし、一緒に食事にも行ったから、きっと私と同じように交際したいと想っているはずと期待する。
やさしい友人はいつも力になってくれるし、イザというときはおんぶに抱っこでいけばいいという、希望的観測からの期待。
多少失礼なことをしても怒りもしない人だから、ぞんざいな扱いをしても嫌われたりしないし、泣き寝入りするに違いないという期待は、勝手に決めつけているだけのことで、このような場合、自らの期待心にも気づいていないのかもしれません。
歩きスマホで歩道を歩いても、みんなが避けてくれるし、青信号の横断歩道を渡るときなんかも、車に轢かれる心配はまったくないという、見知らぬ他人への期待。
急な車の車線変更は危険だけれど、きっとあの車は速度を落としてくれるだろうとか、バイクで車を縫ってギリギリをすり抜けているれど、誰でも自分に気づけば当たらないようにしてくれるから問題ないだろうという、見知らぬ他人への命懸けの期待もありますね。
ここで言うところの「期待」は、人に対する期待で、物や事象についてのものは含みません。
というように、いろいろな「期待」がそこら中にあふれています。
でもどれも心許ないというか、信じ込むのは危険で、なぜそれを盲信出来るのかが謎の案件ばかりです。
人の心の中はわかりませんし、そもそも固定化しないのが心でもあるので、刻一刻と変化しているでしょう。
「期待」通りのことが今目の前にあったとしても、明日はわかりませんし、状況が期待に沿っていたところで、相手の心がそれにフィットしているとも限りません。
切ないですが、期待はあくまでも期待で、一方的&利己的なものなのです。
続編は後日、(期待される側編)に書きますね
ということで、このように日頃から頭の中で思考をめぐらせながら生まれた気づきがあります。
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