先日書いた言い訳していいわけ?
これについての補足です。
言い訳を容認してしまうと、いつだって誰にだって事情があり、約束を守る必要がなくなるということをお伝えしましたね。
それに加えて、さらに恐ろしい副産物があります。
言い訳をしていると、自らのチャンスを潰してしまうのです。
考えて伝えるのが言い訳ですよね。
自分が悪いわけではないことを証明しようと、失敗を正当化するために労力を使うのです。
それで何を得られるでしょうか。
本当に自分のせいでない場合は、言い訳を考えるまでもなく、仕方のないことだと認めてもらえるはずです。
むしろ、そこで挽回できれば、それだけで評価も上がっていきます。
逆に言い訳に執心すると、「保身ばかりに走る人」と思われて大事な案件は任されなくなるでしょう。
つまり、チャンスを潰してしまう。
自らのネガティブキャンペーンをしていることになるのです。
不毛な言い訳で時間を潰すことは、それを考える自分ばかりか、相手の貴重な時間を蝕むことにもつながります。
ムダが増えて、手がかかり、スムーズに進展しない状態を招くのです。
そして、自分の中での言い訳探しを常態化してしまうようになるでしょう。
ここが1番恐ろしいところです。
たとえば、本当にチャンスがきたときに、「今はちょっとムリだから……」と、自分の中で言い訳を正当化し、チャンスを棒に振るのです。
言い訳をするのは、なかなか恐ろしいことといえるでしょう・・・