以前、ドはまりして鑑賞したトルコの世界的人気ドラマ『オスマン帝国外伝 ~愛と欲望のハレム~』
全78話という恐ろしい長編ですが、一気に鑑賞したくなる面白さ。
オスマントルコ時代の背景やファッションも興味深く、登場人物の個性も際立っていて、ヒュッレムの美しさがまた格別でした。
だって、こんな原稿も書いちゃうくらいにラブなんですからね
これに続いて、なんと 続編が
『新・オスマン帝国外伝 ~影の女帝キョセム』
うーん……二番煎じ感が否めず、皇帝の帽子もしょぼくなってるし、予算をケチったのだろうかとか色んなことを考えながら悶々としつつ、なんかつまらないかもと思いながらも見ているうちに、ついうっかり見入っていました
主役の女優も微妙……個人的な好みの問題ではあるものの、前作のヒュッレムが良すぎたんですね。
一作目ハレムは、イブラヒムの政治手腕が描かれていて見所になっていたのに、二作目キョセムは、一作目と似たり寄ったりの痴話喧嘩ばかりで、登場人物の個性も微妙だなと思っていたのですが、ジュワジュワとキャラクターの個性が際立ちはじめ、キョセムの立ち回りに興味津々に
オスマン帝国外伝は、王朝の習わしと独裁政権の課題、宮廷での人間関係と政治が描かれ、そこに渦巻く大なり小なりの計略がすごくリアルです。
実際にこういう些末な計略の積み重ねが、世の中を動かしているともいえるのだろうなと考えさせられます。
政治家はクリーンでなければいけないという日本の風潮は理想的ですが、クリーンな人は政治家になれないという学びもあります。
綺麗事ではやりきれないのが政治で、曖昧さを残しつつも、うまくバランスをとっていく手腕が問われることがわかります。
ということで、政治ってどうやるんだろうということを知りたい人にもオススメです。
二作目のキョセムは、側女たちの闘いだけでも、人間関係を築ける人と築けない人の違いが見て取れます。
いろんな意味で見所があるドラマです。
まだ途中ではありますが、楽しく鑑賞していますよ
ところで、近所のスーパーで意外なものを発見
トルコのパスタ
大阪に来てから、ずっとギリシャのパスタを食べ続けていたところの新しい出会いでした。