「コミュ障」という言葉をよく聞きますが、実際にどんなものなのでしょう。
「コミュニケーション障害」の略が「コミュ障」なのかと思ったりもしていたのですが、調べてみると、両者は別物でした。
「コミュニケーション障害」は、医学的根拠に基づいて診断される精神疾患だそう。
「コミュ障」は、会話が続かなかったり、一方的に話してしまうなど、自分のクセや状況によって変わるような、ライトなものを示すネットでよく用いられる用語のようです。
ところで……
先日、人との会話の中で、「コミュ障」が話題になりました。
「LUAさんはコミュ障ですよ!」と言われ、「やっぱり? そんな気もしていたんですよね」と。
コミュ障をご指摘下さった方も、ご自身をコミュ障と思っていたのですが
そこで、どんなことがコミュ障になるのかを話しました。
2人の共通点は、人見知りはしないので、初対面の人でも大丈夫。
でも、まったく面識のない人と関わるときや、何かを断るときにコミュ障ぶりが出ることでした。
たとえば、通っていたスポーツジムを退会する際に、意外としつこく退会理由を聞かれるときです。
面倒なので、「入院することになりました」と答える私に対し、その方は「鬱になってしまってストレスで大変なんです」と答えるとのこと。
別の方からのご意見では、「えー!そんな理由をつけなくなっていいじゃん!」という真っ当なご意見が
断るときには、何がなんでもしっかり断りたい2人であることがわかりました。
人との距離をうまくとれないことも、コミュ障の1つといわれることがあるようですが、そういう意味では、まさにコミュ障なのかもしれませんね。
でも、よくよく考えてみると、そんなことはどんな人にもある話で、シチュエーション次第で陥るコミュ障なのではとも思えます。
状況によっては、気が動転して何も言えなくなることもあり、反対に、わかってもらいたい一心で一気にしゃべりまくることもありそうですよね。
そのときの自分の心に余裕があるかどうかでも変わりそうですし、誰もがコミュ障であり、誰もコミュ障ではないということになるのでは?
そんな風に思いました。
人への接し方は、人それぞれ。
相手や状況によっても変わるので、不都合なことも出てくるでしょう。
器用に振る舞うために自分を偽るよりも、誠実に向きあえたらステキですね