大して何もしていないけれど、やった風、出来た風を装うことはできます。
背景を知らない人からすれば、こうした「風」の状態であっても、それを知る由もなく、「素晴らしい」「凄い」と思ってくれるかもしれません。
でも、本当にそれでいいのでしょうか。
装うだけの生き方になってしまったら、何も成し得ることなく一生を終えてしまいます。
胸を張れないもどかしさを心に秘めたまま、自信を持てぬままに、やった風で誤魔化し続けることになっていく。
そこに満足は生まれないでしょう。
満足したことにして自らを騙してみたところで、達成感は得られない。
それっぽいだけではフェイクでしかなく、ウソはウソでしかありません。
周りの目を欺くことで自分自身を裏切り続けていると、最後のしっぺ返しが自分を見舞うことになる。
自らが納得することで満足し、そこに自信が生まれるのですから。
自分をリスペクトするには、偽りではない達成感が欠かせないでしょう。