新刊「いちばんやさしい数秘術の教科書」(ナツメ社)
LUA初の数秘術の書籍です
お陰様で無事に完成することができました。
ありがとう存じます。
関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。
数秘術の本のお話を頂戴してから、以前から考えていたことや、占い現場で使ってきた要素を盛り込みたいと思い、それをどう組み立てるかを考えました。
数字の基本解釈は、オカルト的な数の意味や、各流派の数秘術からの意味を合わせつつ、共通する部分を踏襲しながら、現代の日本にフィットするように解説しています。
また、なるべく計算を減らして、誰でもすぐにお楽しみいただけるようにすることに挑戦しました。
連続して繰り返される数字のバイオリズムを、何とか表にまとめて、万年歴のようにできないものかと悩みました。
そこで生まれたのが、本書189ページ掲載の月運数表と日運数表です。
デザイナーさんをかなり泣かせてしまったのではと思う、情報過多の1ページになっていますが、お陰様でばっちり整理してまとめることが出来ました。
……と、ここまではOKなのですが大きな課題が
数字には、タロットのようなビジュアルがなく、占星術のホロスコープのような図もありません。
2つの数字を組み合わせることで生まれる相互関係を使えば、ホロスコープのようにまとめられるのではないか。
これは、ずっと構想を練っていた二数の組み合わせを使って形にするしかないなと。
そこはかなり悩みながら、編集さんと意見交換を繰り返し、かなりの時間をかけて誕生したのが、本書初公開の星形のヌメロステラでした。
数字の基本と新しい手法を1冊にまとめる仕事は、思っていた以上にハードでしたが、数字の面白さに触れながら、にんまりしたまま執筆を続けるという、傍から見たらだいぶヤバい自分になっていたと思います。
つまづくたびにひらめきながら、ギリギリのギリまで作業を続けての完成でした。
無事に間に合ってよかったと、編集さんとデザイナーさんとハラハラドキドキしながら制作し、最後まで粘りながらの入稿でしたが、やり残し感のないものにできたのではと。
そこから印刷屋さんにデータが送られて、試し刷りをしたりしながら、本番印刷になるんですよね。
そして出来上がると、書店様や通販会社様に配送という大仕事が
そこから皆様のお手元に届いていきます。
長いですね、考えると。
自分の作業が終わったからといってまだ完成ではなく、喜んで中だるみしている場合ではないのですが、なかなかの中だるみを密かにしていたりもします
そして、すっかり平常モードに戻ったところで店頭に並びはじめるという流れに。
ほかの著者さんはわかりませんが、個人的には、見本を手にしたときは嬉しい反面、微妙な懐かしみを感じ、過去の思い出という気もしていたりします。
これを言うと、「えーーー」「それは早すぎるよ
」などと驚かれたりもするのですが……
過去は引きずりません
(ちがう話かもしれないけれど……)
だから、毎回大変なことに挑戦できるのかもしれないと考えると、頭のネジは何本か抜けている方が得かもしれませんね
背表紙はこんな感じ
ページ数はしっかり224ページ
数字を使って、たくさん遊んでみてくださいね
新刊発売記念トークイベント
5月30日(火)20時~21時
Twitterスペース『いちばんやさしい数秘術の話』
今月刊行された『いちばんやさしい数秘術の本』 について著者のLUAさん@lua_de_suga からお話をうかがいます。https://t.co/HJzucKXAD6
— 芳垣宗久 (M.Yoshigaki) (@astrohund) May 23, 2023
インタビュアーとして、占星術家の芳垣宗久さんをお迎えしてお送りします。
参加費は無料ですが、本書をお持ちいただいた方がお話は通じやすいかも