実際に起きたことを理解できなくて、記憶にも残らなくなってしまうのが、「認知症」なのではと解釈していますが……
認知症を患わなくても、認知を拒み、なかったことにしようとする人は、世の中に結構たくさんいる気がします。
自分にとって都合の悪いことを受け止めず、誰かのせいにしたり、気づかない風を装って、自分とは無関係であるということにしようとするのです。
人間ですから、そんな気持ちになることは誰にでもあるでしょう。
でも、そんな現実逃避を繰り返し続けていると、認知力がおかしくなり、何かを患ってしまうかもしれませんよね。
ウソをつきすぎるのもよくないでしょう。
他者はもちろん、自分自身を偽るクセは、認知力を歪めてしまうからです。
ということで、高齢化社会の認知症は、今後、誰にとっても身近なものになっていくと思いますが、健全な認知力を意識して持ち続けることも大事なのではと思います。