東京生まれ東京育ちの江戸っ子ですが、今は大阪にいます。
事情があって大阪にいるのですが、大阪の緑地のパワーに感動し、もっと引っ込んで田舎もいいなと思ったり。
遭遇する野鳥や虫の種類も豊富で、ベランダに来る虫も大きいですよ
基本的に引きこもりで、通販ファン。
積極的に人と会うこともないので、人に会えなくても、お店が少なくても関係ないしなぁ・・・と。
そう思っていましたが、やはり、食料と日用品くらいは、打ち合わせの合間に買い出しに行きたいし、そのために往復の時間を費やしたくはありません。
でも、ゴミゴミした都会は苦手で、グリーンや海を眺めていたいし、そういう自然の中を毎日走ることに憧れています。
じゃあ、どこに行ったらいいのか。
都会に住んでいた人が、リタイヤして田舎暮らしをはじめて後悔することが多く、考えが甘いからだと言われることが増えているようですが、じっくり考えて住処を選ぶかどうかには、個人差がありますよね。
個人的には、すっごい調べます。
地価、ハザードマップ、気候、国防面での立地、交通の便、食品や日用品を15分以内に調達できるかどうかなど・・・
調べると、どれも違う気がしてきて選べなくなります。
そして、そもそも定住するという発想はどうなのかと考えてしまうようになるのです。
でも、仕事でも東京、友人や知人も東京で、用事は東京にしかないというところもあり、うーんという感じ。
ところで、初めて東京を離れて気づいたことがあります。
東京も大阪も都会で便利な場所で、人もたくさんいますが、大きく異なるところがあるのです。
東京は、全国から集まった人であふれていて、隣人がよそ者の他人であることがスタンダードになっているでしょう。
大阪は、東京と比べると大阪出身の方が多いように感じられ、隣人も大阪の人であることがありそうです。
ローカルの集まりと、多方からの集まりでは、結束力が違いますし、人の振る舞いも変わってくるでしょう。
地元意識が強い人が多いことで安心感が強まる分、緊張感が薄れて遠慮がなくなるのではと。
一方、多方から人が集まる場所では、地元意識は邪魔にしかならず、自分を隠し、不安を抱えて遠慮がちになるのではと思いました。
まったくよくわからない状態で海外旅行に行ったような状態になれば、日常のことをするだけでも緊張し、気を使いますよね。
地方から東京に来た人が、東京は気取っていると感じるのは、よそ者が集まったからのことで、よそ者が来なければ、東京ももっとベタベタの東京になっていたでしょう。
地元意識のベタベタ感には個人差もありますが、周囲の環境そのものがどうであるかを考えると、全体を通じた温度の違いがわかるようになります。
大阪に来てから、もうすぐ丸2年。
まだまだ大阪は謎に包まれていますが、東京から来たからこそわかる大阪もありますね。
つまり、東京外から来た東京在住者ならではの視点もあるということで、そういう人が多く集まって出来上がった「東京らしさ」があるのですね。
海外に出る(旅行やレジャーではなく、仕事などで)日本人が減っていると、前々から騒がれていますが、日本国内でも、もっと移動して、みんながいろんなところに住んだ方がいいのかもと。
新しい発見や気づきが生まれますし、自分が生まれ育った場所がどんなものであるかにも気づけるようになるでしょう。
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