『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』と『リーディングがもっと楽しくなる 78枚で占うタロット読み解きBOOK』と『4週間でマスター! 書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』『オリジナルカード78枚ではじめる いちばんたのしい、タロット占い』をご好評いただき、ありがとうございます。
言ってはいけない言葉ですが、今日はあえて言います。
あーーーー、忙しい。忙しいーーーーー!!!!!!
心が亡いと書いて忙しいという、どこかのパクリフレーズがありますが、個人的に忙しいという言葉は、「忙しい+から」で出来ていると考えています。
忙しいから大変だ。
忙しいからできない。
この文句を、大きな声で言うことで、仕方がないと思ってもらえるからすべてが丸く収まって大丈夫になるという、精神を蝕む悪循環を生むのです。
ある意味、決して使ってはいけない禁断の悪魔の呪文のような。
『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』 58頁掲載の「悪魔」
ということで、「忙しいですか?」と聞かれて「はい」と答えたとしても、自分からはあまり発しないようにしています。
ですが、実際に忙しい今、週末の休みもなく作業を続けています。
そして、忙しいときこそひとりごとが増えていく私は、今回もまたひとりごととともに、タロットを引いているわけです。
そのタロットが、タイトルにある”ひとりごとタロット”になります。
どうやるのかを解説すると、たとえば、今の私のように仕事が立て込んで大変で忙しいときは、やることがたくさんあるけれど、全部こなさなくてはいけないというプレッシャーを抱えた状態です。
こういうときこそ、「お前ならできる」と自らに言い聞かせて作業をするのですが、1分もムダにしたくないので、いくつかあるタスクのどれを進めるのがよいかについて、まず、自分で考えます。
そして、案件Aを進めようということでタロットを引くのです。
<戦車>なんかが出れば、最高に捗りそうですが、
『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』 42頁掲載の「戦車」
<カップの7>だったら、ほかの選択肢を示唆している気がしますよね。
『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』132頁掲載の「カップの7」
ということは、案件Aではなく、案件Bや案件Cを先に進めるべきかもと推理していくのです。
また、<ソードの4>が出たら、今は休んだらと読むこともできます。
こういうひとりごとのつぶやきでタロットを引きながら、仕事を効率よく進めています。
ひとりごとでタロットを引くとか、単に危ない人じゃないですかと思われるかもしれませんね。
実際にやってみるとわかるのですが、作業をしている間にクライアントから変更や待ったが入ることもあります。
こういうときにも、今はやらない方がいいという、休憩や再選択を意味するカードが出るのです。
ひとりごとタロットは1枚引き(ワンオラクル)です。
手軽に引けて実用的なので、タロットをお持ちの方は、ぜひ、お試しください。
次のひとりごとが浮かんだら、またカードを引いてみるというやり方なので、納得の答えが見つかるでしょう。
ただし、ここでも重要なのが、望んでいたカードが出るまで引き続けてはいけないということ。
よくありそうな例えをあげると・・・
○○さんは、私のことを恋愛対象として好いてくれている気がするけれど、きっとそうだよねで1枚引いたりするときです。
まったく脈がないであろうカードを受け止めることができず、また引いてしまうことを繰り返すやり方です。
ひとりごとは、あくまでもひとりごとで、サラッと一瞬で脳裏を通り過ぎていくものです。
その瞬間のひとりごとへの答えにとらわれすぎず、嬉しくても悲しくても受け流すことが大事です。
手軽に、健全に、タロットをお役立てくださいね
78枚シリーズ第一弾:基本編
78枚シリーズ第二弾:リーディング編
78枚シリーズ第三弾:書き込み式レッスン編
78枚シリーズ第四弾:オリジナルカードでたのしむ編
当ブログのタロット記事のもくじです。
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