大阪に来てから、本当に観光をしていないのですが、実は、かなり大阪中を歩いている気もします。
そういう意味では少し遠征し、京都や滋賀を毎週訪れた時期もありました。
といっても、遊びには行かないので、繁華街とは無縁です。
ずっと部屋探しを続けています。
もう、どれくらい継続しているのかという期間を過ごし、実は決めることではなく、探すことが趣味なのではないかという気もしてくるくらい。
はじめは新築ばかりを見ていましたが、どうも個性がない。
マンションは、外観が若干異なるように見えても、中身はほぼ同じで、間取り選びの楽しみもないといっていいくらい。
ルーフバルコニー付きの部屋や角部屋、L字的に角度のついた建物のセンターとなる扇形の部分(ちょうど曲がっている部分)以外は、間取りを確認する気もしなくなるくらいです。
なので新築に関しては、天井高、窓の大きさ、ドアや収納などの建具、ドアストッパーの種類、敷戸が釣り戸になっているかどうか、キッチンのディスポーザーがあるかどうか、和室があるかどうかを見れば、もう、わかりましたと言えてしまうくらいになりました。笑
戸建ての方が、一見、個性があるように思えますが、区画で売り出している物件は、これもまたそんなに大差はなく、どこまでお金をかけられるかどうかという問題にしかならないのだということがわかりました。
もちろん、すべてを特注で作れば、相応のものは建てられるでしょうけれど、そうもいかないのが現実……
などと、いろいろ見ていたら、もう、物件を見るのはオマケくらいなものになり、今では、「この物件を見よう」と思ってから、最寄り駅のすべてを歩き倒すことに楽しみを見出してしまったという
町はどれも面白いです。
最近の家やマンションには個性が感じられないものの、街並みや道の整備具合、道路の広がり方や道の狭さ、土地の起伏などを1つずつ見て歩いていくと、どれもユニーク。
この町は、車は乗れないなというくらいに、道が狭く、すぐに袋小路に行きあたる場所もあれば、やたらとすっきりした区画整理がされているところも。
また、やたら犬の糞や不法投棄のゴミなどが目立つ場所や、起伏が激しすぎたり、道が悪いスポットがある一方で、ずっと歩いていたいと思うくらいに心地よい平地の美しい道が続くところもありました。
こうして歩いていると、そこに住む人々の雰囲気もわかります。
ネットで治安や歴史も調べてしまうと、ここは埋め立て地なのかとか、ここはハザードマップ的にはこんな地盤なのかということもわかり、住む前に住んだ気になれてしまい、もう、ここは十分ですねと、次を探したくなるのです。
そんな中で、たまにときめく物件があり、いよいよ決定かと浮足立つものの、結局やめてしまうことを繰り返しながら、ああ、実はどこにも決めたくないし、まだまだ探すという趣味活動を続けたいのだなと。
ちなみに、タロットを引いたのは、タロッ人の集いで、参加の皆さんにそれぞれカードを引いていただいたときだけ。
今まででもっともときめいた物件についてでした。
出たカードは……
カップの10、ワンドのA、ワンドの4、ワンドのナイト、太陽、ペンタクルの2
かなり心が満たされるし、楽しそうなカードばかりでしたが、私が引いたのは「ペンタクルの2」で、コスパを気にしているのだなと。笑
何があろうと自由に動けるように、適当な場所の賃貸がいいのではないかという「ペンタクルの2」とも受け取れそうです。
後方の大小の舟から、1つは小さく、1つは大きくと、2つの不動産も想像できました。
ここだけということにしなければ、確かに決められそうですね。
と、ときめき物件について考えていましたが、フルリフォームを入れないと住めないくらいの中古だったので、躊躇していたら、ほかの人にとられてしまいました。
ということで、はじめは新築ばかりを見ていましたが、最近は新築を無視して、中古にフォーカスしています。
中古は、さらに面白い。
新築売り出し当初の価格と、中古で売り出された価格の履歴まで、調べようと思えば調べられるのです。
ですから、べらぼうな価格をつけていても、物件マニア化している人からすると、バレバレになるのです。
前の持ち主や現持ち主がどんな人なのかを想像するだけでも楽しさが倍増します。
たまに事故物件にもあいますよ。
コスパがいいなと思うと、不動産屋から「ここはアレですから」と、コソコソッと教えられます。
また、事故物件と知っているにも関わらず、なんかステキかもしれないと思って、自ら内覧した物件もありました。
ということで、物件探しのお話はまた次回に
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