カードの海賊版については、こちらの共著でもご紹介していますが、
スキャンと印刷技術が発達した今、多くのデッキの海賊版が出回り、版元や著作者が被害を被っています。
妙によく出来ているので、ここまできちんと印刷して、しっかりしたカードを作れるなら、普通に画像から手掛けて、オリジナルデッキを出版すればいいのではと思うくらいです。
海賊版の見分け方などについては、ヴィジョナリー・カンパニーさんのサイトと動画にも詳細がありますのでご参考に
ところで、画像を許可なくスキャンすることは、大抵のデッキで禁じられています。
おそらく、複製品が出回らないようにするためでしょう。
SNSやブログなどで、購入した商品の写真を掲載することがありますよね。
でも本来は、カードの版元に確認してから掲載することが望ましいでしょう。
相手先によっては、使用を禁ずるケースもあります。
とはいえ、SNSの利用が普通となり、「こんなにすてきなカードを見つけました!」という情報をシェアしていただくことで、そのデッキが人気を得て、大ヒットになる可能性もある時代です。
デッキの名称や細かな情報が一緒に掲載されていたり、この掲載の仕方であれば問題ありませんねと、私的な写真掲載が黙認されることもあるでしょう。
こうした匙加減は、相手先によって異なり、私的な使用でもダメですというケースもあるかもしれません。
また、何枚までなら掲載OKと、枚数を限定しているケースもあるようです。
デッキを使って勝手に商品化されてしまったことがあるという話を聞いたこともありました。
どの版元さんも、ガチガチに取り締まりたいわけではなく、モラルを守っていただくために、ある程度の決まりを設けているのではと思います。
悲しく残念なことですが、海賊版が出回る時代ですから、誤解されないようにしておけると安心ですね。
ちなみに、某LUAタロットでも、基本ポリシーが掲げられていますが、見た感じで問題のない使い方であれば、おそらく大丈夫ではと。
ただし、おかしなことをする人が現れるといけないので、ポリシーが決められています。
万が一の時に備えた法的なプロテクトなのです。
こういうものがないと、何でも黙認することになり、版元と著作者が泣き寝入りするしかなくなってしまうのですよね……
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