どこかにお参りに行っても、個人的なお願いごとをすることはほとんどなく、「いつもお世話になり、ありがとうございます」とご挨拶し、お願いをするときは、「世界が平和でありますように」と祈りをお伝えしています。
願い事は、どんなものであろうと、個人のもので、他人にとやかくいわれるようなものではないはずなのですが、「どうして?」と問われたこともありました。
しかし、これは正しいお願い事だったのではと確信しています。
戦争も紛争も、どこかしらの国で続けられ、核兵器の使用が懸念されるような現状まで発展してしまいました。
どの国のどんな人でも、自分の幸せな生活を願っているでしょう。
自分の幸のために戦いを仕向ける人がいるところが厄介なのですが、世界の穏やかさが保たれていなければ、個人の幸せを追求することはできないはずです。
普通にハッピーに暮らしたいだけなのですが、国際情勢がおかしくなってしまうと、結局、個人の幸せどころの話ではなくなり、生きるか死ぬかのサバイバルしか残らなくなってしまいます。
自分を取り巻く社会と国、そこに関わる世界の国々が平和を保つ努力から成り立つ世界平和であり、そこから生まれる個人の幸せなのではと。
自分という個人だけが喜べる毎日を願っていても、それどころの騒ぎではなくなってしまうでしょう。
穏やかな日常が、世界中に訪れることを祈って。


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