確定申告に向けて、やっと、領収書の整理だけが終わった。
毎年思うのは、過去1年間の利用料のログの閲覧と、PDFのDLをできるようにしてほしいということ。
使っているサービスによって、半年しかさかのぼれないものもあり、会社によって更新のタイミングも変わるため、拾い漏れてしまうことがあるからだ。
情報がほしくて問い合わせた際に、確定申告をするユーザーもいるでしょうから、1年分はさかのぼれるようにしてほしいですねと言うと、セキュリティがとか、プライバシーがと言い、半年ならそれが守られるかのような言いっぷりで話にならない。
また、過去ログを知るために、数百円を要求されることもあり、ひょっとして、そのために掲載と閲覧の期日を短くしているのではないかとも思えてくる。
プライバシーとセキュリティの保護のために閲覧を制限しているのなら、むしろ、当月分しか閲覧できないほうがいいこともになる。
しかし、不正利用などで、多額な請求がされていた際に、見過ごすことにもなりかねないので、ある程度は閲覧できないと、それこそセキュリティとしてよくないだろう。
ところが、サービスによっては、過去数年間をさかのぼれるシステムを採用しているところもあり、それを指摘すると、他社様は他社様ですのでと口ごもったり、そうなんですかと白々しい。
ところで、プライバシーとセキュリティって、何なのだろうか。
セキュリティのために監視カメラを付けると、プライバシーの侵害と言われ、プライバシーと言うわりに、SNSなどでタイムリーな居場所を発信したり、自分や家族、友人、ペットの写真を無断で公開する人もいる。
誘拐事件などでは、SNSから家族構成や行動パターン、交友関係などを確認しているケースもある。
アメリカでは、ペットが誘拐される事件も相次いでいるようだから、ペットもリスクを負っていることになるはずだ。
自宅からの風景写真を投稿しても、どこから撮影しているかがわかり、事件に巻き込まれることもあるという。
行動パターン、居場所の特定、ペットなどの特徴といった情報を結んでいけば、かなりの個人情報の塊になっていくのだ。
情報は選んで発信しなくては、自らプライバシーを駄々洩れにしていることになるだろう。
それに比べたら、サービスごとの利用料を、そのサービス内で1年間閲覧できるようにしたところで、まったく問題はないのでは。
ということで、いずれ、この声が採用されて、半年だけの閲覧が1年になることを強く願っている。


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