呪いは恐ろしいもので、近付くのは危険な領域だから、極力避けていきたい。
そう思うのは当然ですが、得体の知れないものの魅力というのもありますよね。
まさに、こうした魅力を見出してしまったのがわたしです。
おどろおどろしい世界観が好きで、不気味で気持ちの悪いものを見ると、振り返りたくなります。
新卒で就職した会社では、「黒井ミサみたいだね」と言われ、「黒薔薇会会長」という輝かしい呼称で呼ばれたこともありました。
今になって考えると、うら若き私は、どんな新人だったのでしょうか
という奇妙な私ではあるものの、呪いを実践したことはありません。
ファッションとしてのダーク感と、趣味として読んだ魔術などの書籍があっただけです。
魔術系の書籍を読んで思ったのは、精神論の世界だなということ。
これをやれば叶うという、安易なものではなく、それを実現するための精神力を養って、望む未来に向かっていくイメージです。
という捉え方をすると、私と呪いは、かなり相性がいいかもしれません。
「絶対にこれを成し遂げよう」と思ったことは、必ず行わないと気が済まないので、執念を燃やして成し遂げます。
たぶん、これこそが呪いとなって、魔術的な力”魔力”を発揮しているのではと。
意識を集中し、実現に向けて行動を続けることで、大抵のことは叶えられるはずです。
呪いなのか、努力なのかも謎の領域かもしれません。
筋トレにも似ています。
どう受け止めるかでしかないことですが、よく行うのは、「願掛け」です。
願掛けは、目標実現への対価となる代償を決めて、願いを叶えます。
近年の願掛けでは、コロナ撲滅のための禁酒を実践し、1年以上が経ちました。
それでも収まらないコロナ……
わたしの禁酒ごときでは、まったく話にならないという規模なのでしょうね。
元来のヒッキー体質からの引きこもり生活の充実が、禁酒の願掛けの効果を下げているのかも。
精神力の世界ですから、気合が大事なのです。
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