お正月に観た映画『ジョーンの秘密』。

 

 

ホラー同様にスパイ映画も好きなので、覚えていないくらいにたくさん鑑賞していると思います。

 

フィクションが大半ですが、実話とは思えないノンフィクションもあり、『事実は小説より奇なり』とはよく言ったものだと確信することも。

 

『ジョーンの秘密』も、まさにそうでした。

 

派手なアクションでクールに活躍するスパイではなく、普通に暮らしながらスパイ活動をした青年期を封印し、80才になったところで過去のスパイが発覚したという実話をもとにした映画です。

 

第二次世界大戦の最中に、核開発の秘密任務に就いていた物理学者ジョーンが主人公です。

 

 

 

ここ↓からはネタバレ。

 

 

 

 

 

 

恋人にスパイを強いられて断ったジョーンが、結局スパイ活動をしたその理由が衝撃的でした。

 

恋人に騙されたり、誘惑されたからでも、政治的思想にかぶれたからでもなく、1人の人間として、世界にいる多くの人々の命を救おうとしての活動だったという……世界の国々の構図と人の性を理解している聡明な方なのだなと。

 

日本に投下された原爆にショックを受けたジョーン。

 

このままでは、核を保持しない国の罪のない人々の多くの命が奪われると懸念し、同盟国ではない国に情報を流したのです。

 

力と力が拮抗すれば、それが抑止力につながるというジョーンの読みでした。

 

実際に冷戦時代を迎え、今もなお、それが抑止力になっているでしょう。

 

抑止力は、日本の安全を考えたときに、外すことのできない深い重大なテーマです。

 

核は、平和に必要ないもののはず。

 

でも、核が平和の継続に一役買っているという……戦争と平和のパラドックス。

 

どうしたら核がなくなって、世界が平和になるのか。

 

一斉のーせで、世界の核保有国が核を手放さないと、それは実現できないことなのかもしれません。

 

 

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