『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』と『リーディングがもっと楽しくなる 78枚で占うタロット読み解きBOOK』と『4週間でマスター! 書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』『オリジナルカード78枚ではじめる いちばんたのしい、タロット占い』をご好評いただき、ありがとうございます。
以前、仕事のお打合せの際の私の発言に、その場にいらした編集さんたちが揃って「えーーーー」と驚かれたことがありました。
そのときに申し上げたのは、「タロットがあれば、体重計は要らないんですよ」ということ。
普通に聞いたら意味がわからないかもしれません。
タロットが体重計の代わりになるわけがありませんから。
ところが、タロットを体重計の代わりにして、今の自分の体重を知る方法があります。
体重計に乗る前に、「今の自分の体重は、前回の計測時よりも増えているかどうか」で、タロットを1枚引くのです。
ふくよかな<女帝>ならアップ、スレンダーな<女司祭>や<正義>ならダウン、デーンと構えた<皇帝>なら変わらずと読めます。
小アルカナが出ても同じように、カードのイメージでリーディングするだけです。
ざっくりのイメージでは……
ワンド:とんとん ⇒ 食べた分だけ消費
ペンタクル:肥える ⇒ しっかり身に付く
ソード:痩せる ⇒ 身に付かない
カップ:不安定 ⇒ 太ったり痩せたりの繰り返し
ポイントは、タロットを引くときに、どれくらい正確に前の体重を思い浮かべることができるかです。
数字で記憶しているなら、その数字に対してのプラスとマイナスと読み、服が着られなくなっているかどうかを基準にするなら、その服を着たときのフィット感やチャックの閉じ具合までを細かく想像してください。
タロットを読むのに重要なのは、どこまで細かく想像して、イメージを膨らませることができるかどうかです。
それによって、出たカードに対する見方が変わり、それが答えにつながるのです。
これは、体重に限らず、どんなことを占う場合にもあてはまります。
人のことを占うときも、その人へのイメージをたくさん膨らませることで、出たカードへの印象が変わってくるでしょう。
自分の気持ちに集中していると、タロットのヒントを得ることが難しくなります。
願いや固定観念、気持ちなどは捨てて、現実だけを見るというまくいくはずです。
ところで、「今、これを食べたら太るかどうか」を占って<女司祭>が出たときは、食べても太りません。
<女帝>は太り、<皇帝>は肉がついて離れなくなると読めるでしょう。
体重との読み分けでは、似ていて異なる部分があるのです。
ということで、現在ダイエット中の人は、タロットの練習も捗りやすいはず。
衣替えのシーズンにも、一年越しの服を着る前にタロットを引くなどして、タロットを体感されてみてください。
タロットフィッティングができるようになりますよ
78枚シリーズ第一弾:基本編
78枚シリーズ第二弾:リーディング編
78枚シリーズ第三弾:書き込み式レッスン編
78枚シリーズ第四弾:オリジナルカードでたのしむ編
当ブログのタロット記事のもくじです。
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