78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』と『リーディングがもっと楽しくなる 78枚で占うタロット読み解きBOOK』と『4週間でマスター! 書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』をご好評いただき、ありがとうございます。

 

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「塔」のカードが苦手な人は、意外と多いようですが、もったいないなというのが個人的な感想です。

 

ということで、タロットのあだ名を通じて、「塔」のカードの魅力に迫ります爆  笑

 

『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』60頁掲載の「塔」のカードです。

 

 

私が付けたあだ名は、「バンジージャンプカード」。

 

『リーディングがもっと楽しくなる 78枚で占うタロット読み解きBOOK』128頁と、『4週間でマスター! 書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』35頁(ページ下のLUAの解釈)をご参照ください。

 

落ちて行く人の顔は、絶叫マシーンを楽しんでいるようにも見えます。

 

まさに、バンジージャンプの状態です。

 

また、思い切って、清水の舞台から飛び降りるシーンにも見えるでしょう。

 

いずれにしても大手を広げて、飛び降りていくところです。

 

倒壊する塔から避難するために飛び降りることができた人と考えると、この2人がラッキーなだけで、ほかには逃げ遅れたり、飛び降りる勇気がないままに死を待つのみという人もいるかもしれません。

 

予期せぬアクシデント=恐怖や不吉=よくない変化、と読む人は多いでしょう。

 

その一方で、予期せぬアクシデント=サプライズな展開=思わぬ未来の訪れ、と解釈することもできます。

 

リアルでのバンジージャンプも、スリルを味わえて楽しんだ人や、病みつきになる人もいれば、事故に遭ってしまう人に分かれるもの。

 

結果的にどう転ぶかはわからない状態です。

 

このシーンだけを見て吉凶を判断することは不可能で、未知の可能性を秘めているのです。

 

変化を恐れる人は多いですが、では、今の自分は完璧で、何も変える必要がないくらいに幸せだと思っているのでしょうか?

 

実際には違うでしょう。

 

もっとこうなったらいい。こんな風に変わったらいいと、漠然と感じ、よりよい未来を願っているはずです。

 

それなのに、いざ、変わろうかという瞬間を迎えると、恐れをなして尻込みし、壊れていく塔に取り残されそうになるのです。

 

「塔」は、飛び出せば可能性があることを意味していると受け止めることができるでしょう。

 

現状から飛び出すことは、今の状態を打ち破り、自ら破壊していくことにも通じ、壊すから、新しい状況を迎えることができるのです。

 

西洋占星術では、変化や破壊を意味する「天王星」が嫌われがちですが、天王星にも塔と同じことが言えます。

 

本当に変えなくていいのか。

 

今のままで一生を終えていいのか。

 

変わったあとの幸運の可能性を手放していいのか。

 

「塔」が出たときは、自問自答してみてください。

 

 

 

78枚シリーズ第三弾:書き込み式レッスン編

 

78枚シリーズ第二弾:リーディング編

 

78枚シリーズ第一弾:基本編

 

 

 

 

当ブログのタロット記事のもくじです。
宝石紫LUAのタロット記事~もくじ~宝石紫
 

 

 

 

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