バタバタ状態で作業に取り組んでいる今日この頃。
いつだったかの峠を振り返れば、今は大したことはないのですが、それでもさぼってはいられません。
タロットのブログ記事更新も途絶えていますが、また再開しますのでお待ちを
ということで、ずっとお知らせの記事ばかりになっていますが、今日は占いの数について書いてみます。
占い原稿にご興味がある、または、占いの原稿の仕事を目指しているという方には、興味深い内容かもしれません。
占いの原稿をずっと書いているわたくしは、かなりの速度で執筆ならぬ疾筆をしています。
ところが、はじめから早く書けたわけではなく、1週間という期間で、50字程度の占いを12星座分書くだけで精一杯でした。
12星座なんて、人間を12に分けられたらラクでいい。
たった12だなんておかしい。
そうおっしゃる方も多いかもしれませんが、12を書き分けるとなると、かなりのハードルの高さになります。
たった12だというのに!
ところが、12星座の原稿に慣れてきたところで、タロットの大アルカナ22枚の原稿というハードルを超えるときが訪れました。
「えー! タロットの原稿が書けるなんて感激で大歓迎だけれど、22パターンということは、12星座の約2倍の原稿量では!?」
ということはすぐにわかるのですが、はじめて挑戦したときは、本当に目が回りました。
星座よりも得意なタロットなので、すぐに言葉は浮かびましたが、原稿のボリュームが倍増することを冷静に考えると、そら恐ろしくなるわけです。
スパイダー占術のサイトでは、12星座、タロット、ダウジングの3つの占術で原稿を書いていましたが、選択肢の数を変えられるダウジングが超癒しで、12パターンの12星座は次の癒し、タロット22パターンはフルコースだと思っていました。
占いコンテンツでは、1つの答えが200~300字程度です。
200×12 or 200×22 なら、ラクにこなせるのは12に決まっています。
ちなみに、1~9の数字で占う数秘術は9パターンを導きます。
12星座よりもさらに癒しですね!
とここまで書いたところで、タロット22パターンがいかに恐ろしい案件なのかをおわかりいただけたと思いますが、22を難無くこなせるようになってくると、366日の占い原稿案件が入ってきたのでした。
常日頃思っているのですが、「弟子の準備が整ったときに師が現れる」のは本当ですね!
366の中に、22はいくつあるんですか????
12はいくつ????
という、何の救いにもならない確認をしたくなるのが366日の原稿です。
書いても書いても終わらない。
すごくたくさん書いたよね? なのにどうしてまだ1カ月しか進んでいないの?
1カ月終わってやったーと思うと同時に、まだ11カ月ある……それって、30×11という言い方もあるよね、ひぃいいいいい。
366を過去に執筆された先輩から、「死ぬよ。吐くよ」と言われていたのですが、確かに、魂が抜け出る感じがしました。
366をクリアしたあとは、タロット22は癒しだったのかぁ~♪と思えるようになったのです。
そんな経験をしながら、22が癒しだと感じられるようになったあとに書いたのが、78枚のタロットを解説する本の一作目『簡単でわかりやすいタロット占い (説話社占い選書)』でした。
これは字数ががっつりあったので、癒しとは思いませんでしたが、78パターンならいけるなという、366超えをしたあとの謎の自信がありました。
パターン数をクリアしなくてはいけないときは、内容の得意不得意よりも、最後まで一定のペースを保って続けていけるかどうかという精神力が問われます。
昨日は書けたけれど、今日はまったく書けなかったでは達成できません。
とにかく、字数をクリアしつつ、日本語として通じる内容をまとめられるかどうか。
それをパターン数分用意できるかどうかなのです。
366案件のときは、食べると眠くなるし、食べないで倒れるのも困るなという思いから、ダイエット用の1食置き換えドリンクを、食事代わりにしていました。
そして、いよいよ眠くなり、もう限界というときに普通に食事をとり、そのままぐっすり眠ります。
せっかく寝たというのに、なぜだか原稿を書く夢を見ていたという日も……
起きると同時にひたすら書いて、ご飯時間に置き換えドリンクを飲むという繰り返しを丸1カ月以上続けました
終わりが見えてきたときは、「これが終わったら美容院に行こう!」とか、目指すまでもないはずのことに希望を抱いていましたね……。
ところで、何気なく読んだり、場合によってはスルーされてしまうかもしれない小さな項目のラッキーアイテムやカラー、ワンポイントなんちゃらなども、12星座なら12、タロット22なら22、タロット78なら78、366なら366を用意しなければなりません。
たった1つの追加や変更があったら、どんなにゲンナリすることか……
『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』では、各タロットごとに9つのカテゴリー別キーワードを、正位置と逆位置の2タイプでまとめました。
数字化すると、9カテゴリー×2タイプ×78パターン=1,404あるということ!
恐ろしい……まったく、癒しの78パターンじゃないよ
今、はじめて電卓を叩きましたが、作業中に叩かなくてよかった。
「366より78はちょろいはず。だって癒しだものね」という思い込みが、案件のクリアにつながったのだと思います。
セルフマインドコントロールの世界、自己制御ですね。
できないと思ったら、本当にできなくなりますが、できると思って続けていけば、大抵はできるのだと思います。
不可能を可能にするのはあなたです!
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