『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』をご好評頂き、ありがとうございます音譜

 

本書に並んだキーワードをどう当てはめるかについてです。

同じカードでも、恋愛や仕事などのどの欄のキーワードを入れたらいいかという疑問を抱かれる方がいらっしゃることを知り、ここに書くことにしました。

本書では、基本カテゴリ「現在の状況、人の気持ち、問題の原因、未来の行く末、アドバイス」、ターゲット別カテゴリ「恋愛、仕事、対人、その他」という9項目のキーワードを、カードの正逆に分けて紹介し、「穴埋め式読み解き」にキーワードを当てはめることで、1つの占いが成り立つようにしています。

恋愛を占ったときに、どの欄のキーワードを入れればいいのかがわからず、欄によっては結果が変わってきてしまうので難しいとのこと……。

本書のキーワードだけで解釈しようとするときは、基本カテゴリ「現在の状況、人の気持ち、問題の原因、未来の行く末、アドバイス」がベーシックな答えを導くキーワードになります。

そこに、恋愛なら恋愛の欄、仕事なら仕事の欄にある、ターゲット別カテゴリ「恋愛、仕事、対人、その他」から一言を追加して、リーディングを深めます。


使い方例は、本書8~9頁の「本書の特徴」と、本書149頁の「穴埋め式読み解き例の使い方」で紹介していますが、ここでも1つ例をあげてみましょう。

 

 

宝石赤恋愛で「悪魔」の正位置が出たとき、未来の2人はどんな風になるのか?

「未来の行く末」から一言、「恋愛」から一言を選択。

”魔が差すようなできごと+浮気する=このままいった先の未来は、魔が差して肉体関係を持ってしまうかもしれない”と読めるでしょう。
一夜限りの関係でOKだと思えないなら、喜べない未来ですね。

 

 

宝石赤仕事で「ワンド10」の逆位置が出たとき、うまくいかない対人関係の原因はなにか?

「人の気持ち」一言、「対人」から一言を選択。

”「プレッシャーから解放されたい」+「とばっちりを受ける」=人のとばっちりで受けるプレッシャーが原因”と読めるでしょう。
周囲からの過剰な期待や特別扱いに参っているのかもしれません。

 

 

こんな感じに言葉を組み立てていきます。
 
例では、項目1つだけを取り上げていますが、複数枚のカードを扱うスプレッドの場合は、出たカードの枚数分、この作業を繰り返して、各カードの解釈を出し、最後に、それらをまとめて総括します。
 
たとえば、項目①彼はこういう気持ちで、項目②彼女はこういう気持ちで、項目③今は何もない状況のようだけれど、項目④未来には可能性がありそうだから、項目⑤もっと話をするようにしたほうがいいという風に、すべてをつなげていくのです。
 
上記は、解説のために書いたものですが、スプレッドによっては、10枚以上のカードを扱うものもあります。
 
枚数に関係なく、行う作業は同じです。
 
これをあんちょこダウンに頼ることなく、自然に行えることが、占い鑑定を仕事にする場合の最低限のスキルになります。
 
当たるかどうか、読みのセンスがいいかどうかは、また別の話です。

掲載されているキーワードだけでは網羅できないので、キーワードを参考にして、自分の言葉にしていくことができるようになると、占いに深みが出てくるようになるでしょう。

これからもタロットを楽しまれてくださいねウインク
 

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