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『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』132頁掲載の「カップの7」サーチ

 
 
例題で解説します。

探し物をしていたときに、外で紛失したわけではなく、この家の中で紛失したのかどうか?

この家の中にあるのかを占ったところ、「快楽カード」の「恋人」が出ました。

心地よさを意味する「快楽カード」ですから、いい感じの場所にしっかり置かれていそうですよね。

でも、心当たりのスポットを探しても見当たらず、ヒントとして1枚引くと、「カップの7」が出ました。

いろいろあって迷っている「カップの7」です。

いくつか考えられるスポットを再確認しましたが、影も形もありません

そしてもう1度「カップの7」とにらめっこ。

「まだ別の場所があるでしょう?」という声が聞こえてきてハッとしました。

「カップの7」は、選択肢そのものを意味することがあるのです。

もっと別のところを見なくちゃダメだよということで、思い当たったところを確認したら、失せ物が見つかりました。

ということから名付けた「選択肢カード」です。

「選択肢カード=迷い」という解釈をしがちですが、単純に選択肢を意味することもあります。

目の前にある選択肢だけが選択肢ではなく、背後までしっかり見通すことで、迷いが吹っ切れる可能性を示唆しているのです。

夢や絵空事を並べていてもはじまらないよねということですね。
 
 

 

宝石紫78枚シリーズ第三弾:書き込み式レッスン編

 

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