『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』をご好評頂き、ありがとうございます
本書204~205頁掲載のLesson8「人を占う際に心にとめておきたいこと」についてです
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78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット
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書籍では、ごく当たり前のことをご紹介しましたが、「占いの悪い結果を伝えるかどうか」ついて補足します

占いを受ける人には、2タイプいらっしゃいます。


反対に占い師側も、2タイプに分かれます。


(悪いことばかりを並べ上げて不安をあおる悪質な占い師は、占い師とは言えないので、ここでは無視します!)
占いにいらした人の望む方を採用するのがベストですが、これは占い師の裁量に大きく左右されるでしょう。
悪い結果をどう扱うのかに、占い師の器量が出ると言ってもいいのかもしれません。
私の場合、悪い結果も含めてすべてを伝えるのが基本のスタイルです。
けれど、相手と話していれば、どこまで心がしっかりしているのかどうかがわかるので、今、よくない結果を伝えたら、この人は壊れてしまうかもしれないと感じたり、余計な不安を与えないほうが、いい未来に進めるタイプだと悟れば、注意点と解決策を伝えるだけで、不吉な未来はお伝えしません。
悪い結果は、あくまでも未来の予想で、未来が訪れるまでの間に変えることができるからです。
悪い結果に左右されず、いい未来に変えるには、心の強さが必要でしょう。
不吉な未来を知っても、逞しく未来を切り拓いて進んでいける気丈な人でないと、悪い結果にとらわれて、本当に悪い結果を招いてしまうのです。
一方で、夢ばかりを見ていて、現実を見ていない人には、現実を知ってもらうために、本人の望まぬ結果までをお伝えします。
たとえば、片思いの恋で、相手の気持ちが離れていることを認めたくない人や、誰かの不幸を願っている人などです。
このままの状態で、望む未来を信じていてもムダなだけで、むしろ、いい未来を自分で封印し、いつまでも開運できなくなってしまうでしょう。
慰めを言うだけなら、占いは必要ありませんよね。
占いの悪い結果を伝えるかどうかは、相手と状況次第です。
それを見極められてこそ、プロの占いと言えるはず。
占いの知識が多いからプロであるというわけではなく、占いの知識があるのは占い師の必須条件で、占いの結果を相手にどう伝えるかまでを考えられるのがプロの占い師でしょう。
私はそう考えています。
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