『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』と『リーディングがもっと楽しくなる 78枚で占うタロット読み解きBOOK』と『4週間でマスター! 書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』をご好評いただき、ありがとうございます。
タロットのあだ名のご紹介です
『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』 98頁掲載の「ペンタクルの5」
貧乏っちい雰囲気のペンタクルの5のどこが「プライド」なのか

そう思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、みすぼらしいこの人たちは、助けを求めに入ればいい協会の前を素通りして行きます。
「わたしたちに助けは必要ない
」というプライドが邪魔をしているからです。

描かれている人物はみすぼらしいですが、実際に着ている服が高級ブランドのリッチな人を占ってこのカードが出たとしても同じこと。
素直に誰かに頼ることができず、苦しい状況を招いているのです。
とはいえ、実際問題では、「あんな奴に頼るくらいなら」という状況ばかりではなく、「こんな状況は誰にも相談できることではない=こんなときに頼れる人はいない」という場合もあるでしょう。
見栄っ張りという意味合いのプライドと、羞恥心や責任感から守りたいプライドがあるということです。
どちらの「プライド」であろうと、苦しい状況であることは変わりません。
リーディングのポイントは、どちらのプライドであるかを見極めることです

プライドには、捨てるべきときと持ち続けるべきときがあり、捨てることで守れるプライドもあります。
実際に占っていてプライドカードが出るときは、あきらめていることが原因しているケースも多いです。
「仕方がない」と思い込んで、「誰にも頼れない」状況を招いているのです。
個人的には、毎日のタロット(今日一日のタロット)で出ることがあります。
そういうときは仕事のスケジュールに追われていて、仕事Aがトラブって、その対応をしなければいけなくなったけれど、順調に進んでいた仕事Bの作業時間に食い込んでしまい、結果的に仕事Cもバタバタ状態になる……ということが多いです。
仕事A、B、Cが同じクライアントであれば、事情を話して相談できますが、別のクライアントであれば、「他社の案件のトラブルなんて知らないよ」という話になるので、自分で抱え込むしかありません。
家族が具合が悪いから、失恋してショック過ぎて何も手につかないからといった、個人的な事情で仕事に支障をきたしていては、仕事として成り立ちません。
プロとして仕事を受ける場合は、プライドも必要です。
見栄ではなく、責任や信頼をかけたプライドを保つのは、厳しいことなのでしょうね

78枚シリーズ第三弾:書き込み式レッスン編
78枚シリーズ第二弾:リーディング編
78枚シリーズ第一弾:基本編
当ブログのタロット記事のもくじです。
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