4月11日(水)と18日(水)のルーン講座に向けて、頭の中がどんどんルーンに浸食されてきているところです
ということで、「ルーンの食べ方」をご紹介します
ルーンに宿る魔的な力を自分の中に取り入れるのに、もっとも簡単で確実な方法がルーンを食べることです。
念のために申し上げておきますが……
ルーンストーンを飲み込むということではありませんよ
ルーン文字を食べ物に記して、それを食べるのです
手軽なところでいけば、クッキーやケーキなどにチョコペンを使って記したり、オムライスにケチャップで記す手もありますね。
けれど、ここがポイント
手軽にすればするほどラクですが、魔的な力を高めたいなら、それ相応の苦労をしながら、願いを込めてルーンを記さなくてはいけません
本気でルーンの力を得ようと考える場合は、そこそこの労力を使って、苦心している間中、ずっと願いを思い浮かべている必要があるはずです。
ということで、私が行なったルーンの食べ方の一例をご紹介しましょう
ルーンこんにゃく
懐かしの雑誌『MISTY 2009年8月号』の「マンスリー編集長」で初公開したルーンこんにゃく。これは、私がはじめて食べたルーンです。一見簡単に見えますよね でも、すごく大変でした。こんにゃくにナイフでルーン文字を彫るのですが、こんにゃくの弾力が災いし、すぐに閉じてしまいます。また、けっこう頑張って彫っても、ルーンが目立たず、何度も重ね彫りをしたあと、調理の際に醤油を流し込み、焦げを使って色を定着させました。
おにぎりルーン
あえて、海苔をちぎりながら、白抜きのルーン文字を記しました。白抜きと海苔の部分を反転する手もありますが、それでは労力が足らず、願いを込める時間も少なくなってしまいますよね。
しぼり出しクッキールーン
「く」の字が2つ並んだような「ヤラ」には使えませんが、ただ書くのではなく、絞り出したルーンです。この形を美しくつくるのは至難の業でした。生地がやわらかすぎては、ルーンがすぐに割れてしまいますし、生地が固すぎると、絞り出せません。まず生地作りという試練を超え、それからのルーン形成です。
ルーンハンバーグ
ハンバーグを作り、その上にルーンをチーズで記しました。スライスチーズを使えば簡単に完成してしまいますが、ハンバーグ生地を作るところから願いを込めて作業を行えば、ルーンの力も強まるはずです。
ルーンしいたけ
これは簡単ですが、以前、よく行っていた焼き鳥屋さんのしいたけに刻まれていたバツ印が、欠乏を意味する「ニイド」になっていたので、喜びを表す「ギューフ」にしたほうがいいですよとお伝えするためのサンプルで作りました。我ながらおせっかいですね
ルーンは、占いだけに使うものではありません。普通にアルファベットとして用いられていたこともあります。ルーン文字を使っていたゲルマン民族の大移動で、ルーン文字が方々に散りばめられ、たどり着いた地域で独自の発展をしたり、逆に吸収されてしまったりを繰り返していた歴史があり、碑文に残されたミステリアスなルーン文字がより神秘的な存在になったのでしょう。呪術や占いに用いられていた事実もあるようですが、基本は普通の文字の役割をしていたのです。
ルーンは、使う人によって進化する文字ともいえるでしょう。ゲルマン民族の方々がルーンを食べていたかどうかは謎ですが、私は食べます
早稲田のちえの樹で開催のルーン講座へのお申込みとお問い合わせ、詳細はちえの樹のHPへ
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