【タロット】は当たるのか？　どうしたら当たるようになるのか？

『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』と『リーディングがもっと楽しくなる 78枚で占うタロット読み解きBOOK』と『4週間でマスター！書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』をご好評いただき、ありがとうございます。

タロットは当たるのかどうかについてです。

当たるときは当たりますというのが、誠実な答えなのかもしれません。

でも、それはタロット以外の占いにも言えることです。

占い手のセンスとキャリアがものをいうのではと思います。

『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』に掲載の「実例集（206頁～）」と「LUAの鑑定へようこそ(217頁～)」では、実際の鑑定をご紹介しました。

※掲載前提での鑑定ということで、守秘義務は問題ありません。

丸２年を費やして作成した本書ですが、制作途中の頃から、「この占い、当たってます」という報告が続き、結果的にほとんどが当たりました

また、シリーズ第二弾『リーディングがもっと楽しくなる 78枚で占うタロット読み解きBOOK』の「LUAの鑑定へようこそ（208頁～）」でご紹介している実例も、実際の鑑定結果です。こちらも、続々と当たりのご報告をいただいています。

2018年の年末に発売されたsweet特別編集占いBOOK 2018の「未来新聞」で予言した平昌オリンピックの結果も、３つ中２つはばっちり的中。外れた１つは、15個で予言した獲得メダル数。13個でしたよね。でも、「大会最多のメダル数」という予言までは的中しました

　sweetでは、数秘術を用いて占っています。

sweet特別編集占いBOOK 2018についてご紹介いただいた記事はこちらに。

どの占いも、きちんと占えば当たるとも言えますが、基本は見立てのセンスが重要だと思います。

1枚のタロットの意味も、1つではないですよね。本書でご紹介しているように、たくさんのキーワードやリーディングがあり、これは厳選したほんの一部でしかありません。無限大に意味は存在しているのです。

ですから、どの結果を選ぶのかで、当たるか外れるかが変わってくるでしょう。

自分のことも、他人を占う場合も、状況をニュートラルに受け止めて、出たタロットと素直に向き合うことが重要です。そうすると、自然と口から言葉が出てくるようになるでしょう。

頑張る必要はありませんが、毎日続ける必要はあります。タロットに慣れ親しんでいくうちに、自然に言葉が出るようになるでしょう。

こういうことを書くと、霊感占いと混同されそうで困るのですが、スポーツでも、料理でも、裁縫でも、PCでの文書入力でも、みんな同じで、続けているうちにブレークスルーのときが訪れます。そのときが来るまでひたすら続けることが大切です。

数回占って当たったからといって、「私の占いは当たる」というのは違います。ビギナーズラックも手伝っているでしょうし、続けていくうちに直面するスランプの壁を超えてからが本番なのではと思います。

スランプは私もありました。スランプになっても、タロットを理解しているので普通に占えますが、自分で「これ！」という答えにならなくなるのです。そうすると、「すごい。当たってる！」というところにはいけないでしょう。お客様が満足してお帰りになっても、自分の中にもやもやがある状態です。でもそれも、続けていくうちに必ず超えられるので、あとは続けていくしかありません。

占いの見立ては、獣医さんの見立てに似ているのかなと思います。

動物はしゃべれないですよね。でも具合が悪そうで、飼い主さんが連れてくる。それを診察して、目の前の動物に触れながら、原因を見立て、適切な検査や処置を行いますよね。見立てのいい獣医さんは名医として評判になりますが、見立てが悪いと、藪医者と呼ばれてしまうでしょう。

占いも、お客様が本当のことを話しているとは限りません。出たタロットから、このことを隠しているなということがわかれば、お客様に惑わされることなく、正しい結果にたどり着けます。そして、結果的に当たる占いができるでしょう。

対面鑑定をしなくなった私ですが、毎日、何かしらを占うことは続けています。通販での買い物やお天気など、日常的なテーマを