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「悪い結果が出たときにどうしたらいいかが困るんです」というご質問から、悪い結果へのフォローについてです。

 

人を占って悪い結果を伝えるときには、相手の状況や様子を見て、慎重に言葉を選ぶ必要があるでしょう。けれど、結果は結果なので、それを無理矢理よく読もうとしたり、同情して変な励ましを入れてしまうと、それはもう占いではなくなってしまいます。

 

対面鑑定をしていたときの私は、悪い結果もいい結果も、言葉は選ぶものの、基本的にそのままお伝えしていました。それは、私が行っているのはあくまでも占いだからです。お悩みを聞いて同情したり、一緒に泣いたり、占いの結果を歪めてまで励ますことではないからです。

 

占いでは残念な結果が出ていますが、これはあくまでも未来予想で、その結果が当たらないようにしていけばいいだけです」と、お伝えします。

 

これは当り前でしょう。未来はそのときがこなければ、誰にもわからないのです。

 

もしも、励ましたい。元気になって欲しいと思うなら、それは占いと別にしてお伝えすればいいでしょう。

 

よくある例をあげてみます。

 

本当にどうしようもない相手に本気で惚れ込んでしまい、友達からもやめたほうがいいと言われ、どうしようもなくて占いに来る人に、あきらめたほうがいいという結果が出て、アドバイスカードを引いてみるものの、また好ましくないカードが出てしまったとします。そんなときに、「本当に残念で、あきらめたくない気持ちはわかるけれど、占いを抜きにして、私があなたの友達だったとしても、やめたほうがいいよと言うと思いますよ。あなたのお友達も、あなたのことを本当に思ってくれていてそうおっしゃったんですよ」と、占いのあとに、占いとは別の話としてお伝えするのです。

 

もしも、本当に自分のリアルな親友が、例のような状況になっていたら、あなたはどうしますか? 現実に目をつぶって、「きっと大丈夫だから頑張って!」と言いますか? 励ましたいからということで、嘘をついてまで、苦しい恋を続けなさいと言いますか? 言わないはずです。本当に大切な友人だからこそ、ハッピーになって欲しいし、そのためには自分が悪者になってでも、目を覚まさせようと思うのではないでしょうか。

 

相手に同情するのはエゴだ、ともいえます。「可哀想」と思うことは失礼でしょう。苦しい気持ちを汲んで、それを労わる気持ちはいいと思いますが、同情と迎合は禁物です。共感しても迎合しないことです。

 

また、「アドバイスカード」は、悪い結果が出るもなにも、「アドバイス」です。「こうするといいですよ」と読むものなので、いいとか悪いとかはありません。結果として読む場合と、アドバイスとして読む場合の読み分けをしっかりすることも大切です。

 

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78枚シリーズ第一弾:基本編

 

78枚シリーズ第二弾:リーディング編

 

78枚シリーズ第三弾:書き込み式レッスン編

 

78枚シリーズ第四弾:オリジナルカードでたのしむ編

 

 

 

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