今日は秋分。夕方になると、秋の虫の音が賑わう時期になりました。
以前にも「昆虫はすごい」で書きましたが、昆虫は本当にすごいです
もう、知れば知るほど奥深く、宇宙人がどうのとか言っている場合ではありませんよーというくらいにすごい
すべての昆虫がエイリアンのような存在です
身近にある宇宙に目を向けて、その力を感じてください。
ところで、「香川照之の昆虫すごいぜ」が、私の気付かぬうちに第三弾まで登場していたことを知り、先ほど、コンプリートしたところ。
香川さん扮するカマキリ先生は、昆虫の素晴らしさを通じて、忘れていた心を取り戻させてくれます
全国からのラブコールから、その後の番組展開に結びついたという昆虫すごいぜは、ぜひ、レギュラー化して欲しいです
昆虫=キモチワルイ、昆虫=コワイ、と思われる人は多いと思いますが、それはおそらく間違いで、そう思い込んでいるだけ。昆虫のことを知らなすぎて、得体が知れないから受け付けられないのが本当のところでしょう。
私も、本当に小さい頃は普通にいろんな虫を触っていましたし、捕まえたバッタやオタマジャクシなどを持ち帰ったこともあります。でも、大抵の場合、虫&爬虫類嫌いの母が「キモチワルイから捨てなさい!」と禁止令を出すのです。その影響だとか、そんな親のせいだとは言いたくありませんが、小学低学年くらいまでの子どもにとっての親の影響力はかなり大きいはず。いつの間にか虫を見ると、「キモチワルイ」「キライ」と言う人になっていました。
……ん? ここまで書いて思い出しましたが、子どもの頃でも、虫を触る子と触らない子がいましたね 遠目から見ている子とか、「本当に大丈夫?」と言って、触れる子から持ち方を教わっている子とか。
ところで、虫嫌いになった私が虫に関心を持ったきっかけです。
大人になってから、天井からハエトリグモがまつ毛に飛び降りてきたときから、また虫が大丈夫な感じになってきました。(※クモは昆虫ではなく、節足動物門鋏角亜門クモ綱クモ目に属しますが、節足動物という括りとしては、昆虫もその仲間に入ります)
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また、雨上がりのクモの網に残った雨の滴が、太陽の光を受けて輝く美しさは、まさにシャンデリア! そんな美しさに惹かれ、クモの網を探し求めるようになったことも、クモ好きになったきっかけです。(※「クモの巣」と言うのが一般的ですが、実際には捕獲目的のものなので、「クモの網」が適切な呼び方です)
そういうエピソードがあり、すっかりクモに魅了された結果、クモをトレードマークにして、スパイダー占術へと歩んで行ったのでした。
クモは、大きい意味で「虫」の仲間とした場合、その中でも嫌われやすい存在です。でも、まさにエイリアンと呼ぶに相応しい、素晴らしい能力を秘めています。お尻から出る糸は7種類あり、得物捕獲用の粘る糸だけでなく、子グモを守るためにタマゴを覆う柔らかい糸や、自分の命綱となるもっとも丈夫な糸、自分の居場所用の粘らない糸(クモの網のセンターに使う糸)など、があるのです
素晴らしいクモの魅力も、ぜひ、皆さんに知ってほしい
カマキリ先生 ぜひ、クモの授業もお願いします