ポール・フェイグ監督の映画『SPY/スパイ』を鑑賞しました。ホラーと並んで、スパイ映画もよく見る私ですが、このスパイ映画は新しかったです。コミカルで、奇想天外で、アクションとしても楽しめます。

『バンクジョブ』や『ワイルド・スピード』『トランスポーター』などでお馴染みのジェイソン・ステイサムが、なんとこの映画では三枚目役。三枚目でお邪魔虫的存在でありながら、愛せるキャラを演じていました。


あらすじは・・・
CIAの敏腕分析官スーザンが、殉職した仕事の相棒諜報員ブラッドリーのために、諜報員になるという物語です。メタボで冴えないイメージのスーザンに諜報員が務まるわけがないと、やり手諜報員リック(ジェイソン・ステイサム)たちが反対する中、スーザンは諜報活動で大活躍をします。


ここが新鮮な見どころだと思うのですが、「スパイ」と聞くと、かっこいいイメージがありますよね。けれど、スーザンはかっこいいキャラにはなれないので、普通のおばちゃんに扮して諜報活動をします。

でも、よく考えてみると、実際の諜報員たちも、それほどかっこよくはないかもしれないですよね。笑 イケメンと美女だけが諜報活動をしているわけではないでしょうし、実際に、ちょっと転んでいる人のほうが周囲に馴染みやすいので、諜報活動に向いているのかもしれません。逃げたり隠れたりしながら、諜報活動をするのですから、どこに行っても目立たず、外見的な特徴がない人のほうが都合はいいでしょう!と、推理すると、『SPY/スパイ』は、リアリティのあるスパイ映画なのではと思えてきました。スーザンキャラはキャラとしてちょっと目立ちすぎなので、イケメン&美女と同じ扱いになりそうですけれどね。

この映画もオススメです! ご興味のある方はぜひ!(≧▽≦)