特売日の買い物に出かけたら、割引になるはずがそのままの値段でクレジット決済されました。お店の人に確認すると、レジ担当者とは別の人が横から登場し、「大変申し訳ありません。割引になります。今から訂正させてください」と。

ここまではよしとしても、当のレジ担当者は謝りもせず、ただ指示通りにオペレーションするだけ。

恐らく、新入りさんで、「何も聞かされていなかった=私は悪くない⇒関係ない」ということなのでしょう。

けれど、お客側からすれば、相手が新人だろうと古株だろうと関係なく、余計な時間をとられたわけで、しかも、そのまま帰ってしまったら、割引にもなっていないということですから、誰が担当しても謝ってほしいところです。私はここまで深読みしますから、「まあよりとしておくか」と、そのまま帰りますが、そこまで想像できない人も多いはず。トラブルの原因になりますよね。

また、最近よく見かける、銀行やお役所にある順番待ち番号自動発券機の近くにいるシニアスタッフさんにも、似たようなケースをよくお見受けします。定年退職後の嘱託なのか、接客業の経験がまったくないのかなと思える態度で、偉ぶった感じに声をかけてくる方々です。お客が当り前のことを知らないことと、スタッフがすべてを把握していることは当り前だということを、すっかり忘れているような感じ。わからないことを質問すると、「は? わからないの?」という態度で、まったく失礼極まりないです。

「あなたは、お客にわかりやすく説明をするためにそこに立っていたのではないのですか?」

と確認したくなります。もちろん、丁寧で感じのいい方もいらっしゃるのですが、問題児タイプがかなり目立っているように思えます。

このように立場を勘違いした人は、けっこういろんな場面にいらっしゃいます。

「あなたは今、そこに何のためにいるのですか?」

これをわかっていないということです。

「あなたの事情の一切に関係のない人が、目の前にいるということをわかっていますか?」

そういうことなのですよ。