ブログを数日さぼっていましたが、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか。

私は所用に追われ、プライベートの用事を片付けています。”用事=やらなくてはいけない仕事”ではあるもののプライベートなので、休日を過ごしていると受け止めることにしました。そう考えるだけで、充実した連休になりますね(≧▽≦)

ところで、移動の電車の中の話です。椅子に座って本を読んでいると、隣にいらした妙齢の女性が突然、そわそわと動き始めました。視線の先を見ると、停車駅から乗り込んできたご高齢の女性が2人。どうやら、ご高齢のお母さんと娘さんのようです。隣の女性は、自分の席をお母さんに譲ろうとされていたのでした。

「どうぞ!」と、さっと立ち上がり、隣の女性がお母さんに座席を譲ると、「まあ、ありがとうございます!」と、嬉しそうなご様子。続いて私も、「どうぞ!」と、お2人で並んで座って頂きました。

みなさん、初対面の見ず知らずの人でしたが、隣の女性とは目を合わせて頷き合い、座られたお2人からも、「まあ、本当に、ありがとうございます!」と喜ばれ、理想的な空間を一瞬で築くことができた奇跡の瞬間です!

座席を譲る場合、自分が立ったところで1席しか用意できません。でも、譲りたい相手が、今回のように2人組だった場合は、できれば、隣にいる元気な人にも一緒に席を譲ってもらいたいところ。そういう経験は、今まで、何度もしていますが、誰も目を合わせず、譲ろうともしないことが多いです。ぜひ、こういうノリの良さを、誰もに実行して頂きたいと思います。

お年寄りに座席を譲るエピソードを書くと、「感動しました」というお声を頂くことがありますが、感動している場合ではなく、あなたがやってください。あなたが当り前のことをすればいいだけです。感動するレベルの話ではなく、当然のことなのですから。