フルリベンジ

パトリシオ・バラダレス監督の『フルリベンジ』2014年アメリカの映画です。

先日、皆殺し系映画の魅力を書きましたが、これはタイトルの「フル」と「リベンジ」がポイントですね。そのまんまだ！笑

実話をもとに描かれた2012年のチリの映画「Hidden in the Woods」をアメリカでリメイクした作品です。

麻薬の売人で酒乱の父親に、暴力を受けたり、性的にも虐待されていた姉妹が、麻薬組織と父親を皆殺しにしていく物語です。原作は観ていませんが、実話ってすごいですね。どこまでが実話で演出なのかは謎ですが、いろんな意味で気の毒な姉妹の復讐劇の救いは、フルリベンジを達成できたところでしょうか。実際もそうだったのかしら？　そうであってほしいし、姉妹が普通に生活できているといいですね。

あら？　ネタバレしちゃった？　という感じもしますが、そうでもないんです！　途中、謎の幼い少年も(観ていれば、謎でもなんでもないと思いますが)登場するし、まさかの展開も要所要所にあり、酒乱パパはおそるべし強さという驚きも！　そして、姉妹の出生の秘密もわかります。

実話と考えると、あまり安易に喜んで観てはいけない気もしますが、シンプルに殺戮していくタイプの皆殺し系映画でした。

これは観たほうが早いです。気になるかたは、ぜしっ！(≧▽≦)