またもホラー鑑賞です(^_-)-☆ ホラー以外は関心がないのかというとそうでもありません。SFとアクションは好きです。爆発したり、血肉が飛んでくれれば、ね(≧▽≦) 基本、はじまって5分以内に誰かしらが死んでくれないとダメかな。それが回想シーンだとしても、はじめから不穏な感じが欲しいところ。昨日書いた「CAGE~ケージ」は、その点でまったくダメダメでしたが、寝ないで最後まで見れたことを考えると、それなりによかったのかもしれません。

本題のスティーブン・キングの『ビッグ・ドライバー』は、かなりオススメです! 血肉が飛び、爆発する系ではないし、プロっぽい激しいアクションシーンがあるわけではないのですが、とても不思議な作品でした。

表現すると、「バイオレンス&スピリチュアルホラー」でしょうか。

ストーリーはよくありがちなシンプルなものです。女性が山道をドライブしていたら、車がパンクしてしまい、そこにたまたま小屋があって、親切な男性を装った人物が登場し、その人が豹変する……という流れ。ここまではお約束の流れなので、ここで書いてもネタバレとすら思われないどうでもいい展開でしょう。

『ビッグ・ドライバー』のユニークなところは、主人公の女性が霊感持ち??というところ。愛車と会話するし、昔からよく知っているらしい幽霊おばさんがヒントをくれたりします。しかも、犯人に暴漢されている自分を幽体離脱して上から見下ろしていたりするんですよ! 鑑賞する人が視点を変えて見ていくと、かなりいろんな角度から楽しめる映画なのではと思います。

サスペンスとしての背景もあり、リアルなシーンが多い(地味だけど殴られた痕が痛々しい)ので、霊感女が登場するだけのなんちゃってホラーという感じもありません。

これは鑑賞したほうが早いでしょう。気になるならご覧なさいな!