久々の映画鑑賞です。※ばっちりネタバレありなのでご注意!

タイトルからしてどうなのかという気もしましたが、サスペンスホラーということでのチョイスでした。

ひとことで感想を述べると、「派手な昼メロ」ですね。

不倫中の夫と一人息子と暮らすジェニファーの演じる妻カレン。夫婦間が冷めきっていたところに、隣に越してきたさわやかイケメン少年。息子よりちょっとお兄ちゃんという年頃のお隣の少年とおかんのまさかの情事が発端となるお話です。

昼メロですよね。これだけ見ると。

けれど、タイトルからも事前に想像できる通り、隣の少年が戦慄を巻き起こし、家族を崩壊させようとするのです。隣の少年はサイコ君ですからw

この映画で唯一「なるほどね」と納得してしまったサイコ君の台詞があります。

「男性機能が低下してきた中年男は、若い女を見てやっと興奮できるんだ」

というような内容のもの。若い女と浮気をした夫のことを、彼はそう解釈したのですね。

サイコ君は過去に、自分の父親が浮気をして母を裏切ったことを恨み、父親を殺害していたのでした。妻を裏切って浮気する中年男を憎んでいるからの手厳しい発言なのですが、妙にリアルな感じがして納得してしまいました。笑 ババ専男もいると思いますが、サイコ君説でいくと、ババ専男はすごいということになりますね!

家族 VS サイコ君のバトルで終わる映画ですが、バトルシーンが若干ホラーなのかなという程度。サイコホラーとして見ると、かなりがっかりしますが、昼メロと思ってみれば、かなりいけてると思います。

不倫が増えているようですが、サイコ君の名言「男性機能が低下してきた中年男は、若い女を見てやっと興奮できるんだ」を聞いてしまうと、男性も女性もかなり凹むでしょう。「若い女でやっと!」というギリギリの中年男 VS 愛されていると盲信している愛されるはずもない若い女(滋養強壮剤役の女) ……どっちもごめんですね(;'∀') と言いながら、どちらにも該当しないわたしだ!(≧▽≦)

<こっそり老婆心>
お心当たりのある方は、はやく目を覚ましたほうがいいですよー!