メディカル記事を引っ張り出して連続投稿していますが、これもついでにどうぞ。

子宮筋腫とチョコレート脳腫の手術をするしない、する場合はどのような手術を選ぶのかは、ドクターによって異なる場合があります。名実ともに名医で、自分に対するベストな見立てをしてくれるドクターに1度で巡り合えれば何よりですが、そうはいかないかもしれません。なにせ、自分は医療の素人で、何もわかっていませんから、モルモットになる可能性があるということです。

ということで、MRI検査の後、セカンドオピニオン外来を受けました。そのときに書いた記事です。

-----------------------------------

セカンドオピニオンとは、当事者以外の専門的な知識を持った人に意見を求め、最良の決断を目指すことを言います。現在、かかっている医師の診断結果と、他の医師の診断結果を比較しながら、自分にとって、ベストな治療を受けるために、複数の病院をまわるのです。この仕組みは、以前から知っていたのですが、料金や決まり事を知ったのは、自分が経験してから。そこで、私が気付いた注意点をまとめてみました。

 ●はじめにかかった医師が主治医になってしまう。

 ●セカンドオピニオンを受けるには、主治医の紹介状が必要。

 ●紹介状は、通常、1通2,500円(保健三割負担で750円)だが、セカンドオピニオン用の紹介状は1通5,000円(保健三割負担で1,500円)。複数の紹介状をもらう場合は、保健が適応されないため、セカンドオピニオン用の紹介状は1通で5,000円以上が必要となる。※2011年当初の料金です!

 ●セカンドオピニオンの受診は、保健がきかないため、1回受けるのに、大抵、31,500円くらいかかる。※2011年当初の料金です!

 セカンドオピニオンがあるから、いつでも医師をかえることができるし、はじめにどこに行こうと、大した問題ではないと思っていたのですが、はじめにかかった医師が主治医になってしまうため、はじめの病院が重要であることを後から知りました。途中で、主治医をかえることもできますが、病院を通じた手続きが必要なようです。また、紹介状とセカンドオピニオンの料金も、かなりのコストになるので、はじめの段階で厳選しておかないと、後悔することになるでしょう。

 ずっと経験しないでいれば、知る必要もないことですが、自分だけではなく、家族や身内が必要になる場合もあるかもしれません。頭の片隅にどうぞ。