「病は気から」と言いますが、つまり、気力で病を封じることができるとも言えますよね。

普段から筋トレや有酸素運動で、床に汗が落ちるまで動かないと気が済まない私は、多少めまいがしたり、フラフラして倒れそうな感じがしてきても、それは気がたるんでいる証拠と解釈します。気合が足りないからそういう軟弱なことがおきるんだと判断し、気合を入れ直すのです。笑 そんなことをしていた私は、子宮筋腫とチョコレート脳腫で半端じゃないほどの貧血状態だったことにまったく気づきませんでした。ストイックであることも、場合によってはよくないですね。笑

子宮筋腫とチョコレート脳腫の手術後の痛み止めも、点滴が終わってからは1度もお願いせず、ドクターから、「大したもんだね」と言われました(≧▽≦) 「痛い」と「辛い」って、言葉にしたら最後だと思うのです。物理的にも精神的にも、弱音を吐いた途端に倒れてしまいがちですよね。

子宮筋腫記事を連続で投稿したついでに、子宮筋腫の兆候についての記事も引っ張り出してみました。
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 ある日、寝転んで下腹を触ると、大きなシコリがありました。これって、みんなついているものなのか? それとも異常なのか? 自分1人では判断できなかったので、他の人にも聞いてみて、はじめて、自分にできものがあるらしいことを知りました。そこで、インターネット検索をし、悪性良性の腫瘍と、便秘によるシコリのページに辿り着きました。便秘を続けていると、お腹にシコリができることがあると書かれていたのです。当時、自分も便秘でした。笑 そこで、便通後に触ってみたら、本当にシコリが消えている! なんだ! 便秘シコリだったんだ!ww そう思って安心し、腫瘍という発想を捨てていました。

 ところが、数ヵ月後、またシコリがあって、便通があると多少凹むものの、シコリが残るようになったのです。これはどういうことか? そこから、毎日下腹部をチェックするようになりました。何だか大きくなっている気がする! そんな状態の時に受けた無料のがん検診でした。でも、本当に面白いことに、今まで検診のハガキはすぐに処分していたのですが、なぜか、シコリ発見の前から、検診のお知らせを待ち焦がれていたのです。虫の知らせでしょうか。

 便通があるとシコリが消えると思うのは、体の中の内蔵のレイアウトによるようです。便の貯まる場所は、子宮や卵巣よりも背中側にあります。便秘になると、どんどん便が貯まって、筋腫や嚢腫が手前(おヘソ側)に押されてくるため、手で触れるとわかるようになるそうです。便通があれば、筋腫と嚢腫も奥に戻っていくため、シコリが消えたと思ってしまうのだそうな。でも、シコリの大きさが大きくなるにつれて、便通の有無に関わらず、シコリが出っ張ってくるのですね。素人判断で安心したり、不安を抱えていないで、何かを発見したら、病院で調べることがベストでしょう。

 シコリのほかには、月経中の出血の多さと、それに伴う貧血症状はありました。けれど、出血量には個人差があるし、多い時があるのはおかしなことではないはずです。確かに、生理前と生理中は異様に眠くなり、だるくなり、気分が悪い日もありましたが、それも普通のことじゃないかと思っていました。体育会精神が災いして、フラフラしたりめまいがするのは気を抜いているから。たるんでいる証拠だと、自分を戒めていたため、貧血であることには気付きませんでした。笑 血液検査では、そこそこのレベルの貧血だったのです。

 お腹の奥の方がキリキリと痛むと感じたこともありましたが、いつも忘れた頃にくるので、再現性があることに気付くまで時間がかかりました。苦笑

 以上が、私の症状でした。基本的に、身体や精神的な不調は強く意識しないようにしています。過保護になるとろくなことにならないと思っているからです。気にし過ぎるのもよくないでしょうけれど、気にしなさ過ぎというのも問題ですね。