「子宮筋腫&チョコレート嚢腫についてのお役立ち情報」で登場したMRIですが、MRIとCTの違いも気になりますよね? 私は気になったのですよ(≧▽≦) この記事も、アメブロに来る前に書いたものです。何を撮影したいのかで選ぶべきものが変わります。
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<CTとMRIの違い>
大きな外傷や出血性疾患を疑ったときにはCTを、脳梗塞や脳腫瘍その他の病気を疑ったときはMRIを行うことが一般的。
いずれも体の輪切りの『写真』が撮れますが、実は、集めた情報を元にコンピューターが描いた『絵』が撮影結果。
CTとMRIでは、元の情報の種類と集め方が全く違うため、得られる情報”出てくる絵”も異なったものになる。

●CT
X線(レントゲン線)を使用
検査時間が短く、出血性の病気の描出に優れている。
骨も一緒に写る→部位によっては苦手な箇所がある。
手っ取り早くある程度の病気の有無を確認するのに適している。

●MRI
磁力と微弱な電波を使用
検査時間は10~20分程度
骨の影響を受けないため、部位を選ばない。
すべての病気に万能で、1mm程度の異常から検出可能。
ペースメーカーなど、体に金属が入っていると検査が出来ない場合がある。

以上です。見た目は似ていますけれど、異なる役割を果たしているのですね。

 ところで、原発トラブルの影響で、放射能汚染と人体への影響が懸念されていますが、CTはレントゲンと同じなので、被爆をしてしまいます。そのため、子供は受けられないようです。医療の世界でも、子供は特別扱いをされている存在。放射能レベルついて、限度の数値が騒がれていますが、CTが受けられないということは、やはり問題があるということなのではと改めて考えされられることです。

 それにしても、病巣は醜いものです。輪切りの写真も美しくありたいですね。美と健康はセットなのです。