手足のネイルやまつ毛まで、身体の隅々にまで浸透しつつある美容文化。好みやセンス次第で、「ステキ!」か「何それ?」になってしまうという事実はさておき、細部にまで渡る美の追求は、昔も今も変わらぬ女性の煩悩であると同時に、自らを美しく保つことで精進する修行のようなものと言えます。
だって、修行ですよ。若ければ、そんなに努力していなくても、「若くて可愛い」で許されることが、年齢を重ねるごとにそうはいかなくなる。これは男性も同じかもしれませんが、女性は生まれたときから蔑視されていて、美しければとりあえずOKという世の中の風潮があります。本人が望む望まないではなく、世の中が年齢ハラスメントメガネをかけて、若い人を見るからでしょう。確かに若ければ、女性も男性も美しいです。
こうした背景を背に、人は年を重ねていきます。若いというだけでOKだったことが過去となり、「年ばかりとって何なの?」というレッテルが貼られていくのです。だから、いろんな意味で美しさに固執してしまうのでしょう。
そういう私も、美しさに固執しています。当り前ですよ。美しいと言われ続けてきた人間ですからね(≧▽≦) 言っちゃったー!
ここからが今日の本題!
美しさばバランスだと思うのですよ。
ネイルだけバッチリなのに、髪を梳かしていないとか、服が皺くちゃだなんておかしくありませんか?
美しい宝石のリングをつけた指に指毛が生えていたら台無しですよね!
まつ毛に気合を入れたのはいいけれど、顔とまつ毛のバランスがアンバランスで似合っていないなんて、悲しいじゃないですか!
そういうことなのです。だから、つけ放題のマツエクだったとしても、似合う程度に盛ることが従来の美しさを際立てることになるのです。お化粧をさぼりたい日もあるでしょう。そういうときは、ラフなファッションで全身をコーディするようにして、気合のメイクをするときは、メイクにあう服を着ることが大切です。