キーボード


占いや各種オカルトの原稿を書く私ですが、一部の原稿を書くときは放送禁止状態になります。なので、カフェで仕事をするわけにはいかず、誰にも見つからないように自室に引きこもって、鶴の恩返し状態で執筆するしかありません。原因は何だと思いますか?

先日、敏腕ライター/編集さん2人とお食事をしました。そこで、自分で書いて自分で感動して泣くことがありますよねという話題になったのです。感動ものを書いているときは、やはり自分で書いて読みながら自分で泣くとのこと。私もあとから自分で読んで泣くことがありますが、それはみんなそうなのかしらと安心しました。自分で書いて、自分で感動して、自ら涙するとか……笑えるじゃないですか!(≧▽≦) なんておめでたいのー!

ちなみに私の場合、泣くのは執筆後だけではありません。書きながら泣けてきて、泣きながら書いて、キーボードを涙で濡らしながら鼻をすすり、しまいには鼻をかまずにはいられないくらいに号泣するのですよ。笑 もうね、感動しているのか、あまりにおめでたい自分にやるせなさを覚えているのかが謎だなと、ふと素に戻る瞬間もあります。完全に危険人物ですね(≧▽≦) 誰も近付かないほうがいいよという感じ。

ところで、私が泣くのは、「感動の怪談」と「ワケアリの恋愛占い」です。感動の怪談は文字通りですが、不倫愛や復活愛などのヘビーで複雑な恋は、当事者の立場や気持ちにならないと書けませんよ。12星座分あるので、12の恋を想像しながら、各星座を降臨させています。はじめのうちは書いているのですが、本当に降りてくるようで、気付いたら書き上がっているのです。すごい疲れますが、12人が代わる代わる降りてきて、バーチャルな12の恋をしながら、嫉妬し、歓喜し、失恋し、ハッピーエンドを迎えるということを繰り返すのですがら当然かもしれませんね。

降臨するという話でも、お二人のライターさんもおっしゃっていました。「そういうときあるねー!」と。