子供の頃
空の高くなったお天気のいいこんな秋の日に
母と洗濯物をたたんでいました。
母が「洗濯物をたたんでる時がとても幸せ」とポツリと話しました。
子供のわたしは、えっ?????
なんでこんなめんどくさい事が幸せなの???
全然わからない!!!
何でだろ??としばらく考えましたが
全く理解出来ませんでした。
洗濯をたたむ度にその言葉を思い出してはいましたが、、、、
そこまで深く掘り下げる事はしませんでした。
理解出来たのは少し前になります。
母は、会社員でもあり
家の農作業もしておりました。
祖父母は、とても働き者で休む事をしませんでした。
働きながら祖父母との農作業はとても大変だったと思います。
休む事をしない祖父母の手前
大腕を振って休む事は出来なかったんだと思います。
でも洗濯物をたたむ時は、座ってゆっくり出来たんだと・・・
洗濯物をたたむ仕事という大義名分のなか
ゆっくり出来たんではないかと思ったんです。
そぉ感じた時に涙が溢れました。
子供のわたしには、めんどくさい仕事だった洗濯物
母にとったら座って子供とゆっくり出来る幸せな時間
そんな母の気持ちを感じたわたしは、母にこんな事言ったの覚えてる?と聞きましたが
え??そんな事言った???
と笑ってました。
感謝の気持ちを伝えそのお話は終わりましたが
そんな風に昔を思い出せた事
感謝を伝えられた事
わたしの思い出のアルバムに追加されました。
皆様にはありますか?
昔なんで??と思った両親の言動
今振り返ってみると
両親の愛が見つかるかもですね。