セルバンテスの近況です。
【セルバンテス】
Cervantes(西語) スペインの小説家カミーロ・ホセ・セラが受賞した文学賞名。 スペイン語圏の文学賞の中で最も重要な賞と言われており、本馬も競馬界で最も強い馬になって欲しいという思いを込めて。母名より連想。
2/15 NF空港
馬体重:432kg
現在は角馬場でのフラットワークを中心に、週3回900m屋内坂路コースでハロン17秒のキャンターを2本元気に消化しています。馬体重も順調に増加しており、先月と比べても更に成長していることが感じられます。見た目も馬体重より大きく感じさせるのは非常にいい傾向でしょう。母を含めてその産駒を全頭管理してきた久保田貴士厩舎に預託予定ということもあり、全てを知る師の下でその素質を如何なく発揮してくれそうです。
2/28 NF空港
この中間はリフレッシュの意味を込めてロンギ場でフラッワークを行っていました。現在は角馬場でのフラットワークを中心に、週2回900m屋内坂路コースでハロン17秒のキャンターを1本元気に消化しています。馬体も着実に成長しており、順調の一言です。しかし、気性面で強い部分をだんだん覗かせてきていますので、力が付ききる前にスタッフとの信頼関係を築き、落ちついて運動できる方向へと向かわせたいところです。今後も精神面には十分気をつけながら、日々の運動を行っていきたいと考えています。
3/15 NF空港
馬体重:440kg
現在は角馬場でのフラットワークを中心に、週2回900m屋内坂路コースでハロン17秒のキャンターを1本元気に消化しています。リフレッシュを挟んだことで体調は良好ですが、一足飛びにペースを上げることはせず、我慢を覚えさせることに重点を置いて日々の調教を行っています。坂路コース登坂時にはその効果が徐々に出てきており、溜めが作れたときはキレのある動きを見せるようになってきました。成長の手応えを十分に感じさせるだけに今後も焦らずに育成を進めていきたいと考えています。
馬名発表から大分経ってしまいましたね。
私は牡馬は濁音がついたほうが力強いイメージがあるので、良い名前だと思います。イニシャルSだと、母系からなお好しだったんですけど、まあそればっかりに捉われても仕方ないですからね。
この血統の育て方は牧場でも把握されているので問題ないでしょう(ラロは犠牲になったのだ)。冬場でも毛ヅヤは良いですし、体質面も問題なさそうです。
全兄弟の中では一番体質が強く、早めに仕上げられそうなので、秋デビューを目指したいですね。