猿の惑星 - 新世紀 | φNALU sonorite'

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そんな日々の出来事の雑記です!
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猿の惑星 第2弾(?)

「猿の惑星 ー新世紀ー」



想像とは違い結構楽しめた。
前作あっての本作ではあるから
前段階として前作を観る必要はあるけど(必須ですw)
ただし少なくともティムバートンファンには申し訳ないけどオリジナルを観ている自分としてはバートン版はちょっと馴染まないかな苦笑
あれは過去のテイストをいささか残した別作品。「猿の惑星」ではないですw
特にエステラ・ウォーレン






の役どころは納得いかなかった。
家畜であるはずの人間がほんのちょっと自由になったからといって何で急にあんなに反抗的になるのか?
昨日今日の服従の歴史ではないはず。
オリジナルの言葉すら話せないほど野生化した人間とは大違い。
ま、ティムバートンならではといえばその通りなんだけどw


ストーリー(ネタバレ注意)

人間と同様の知性を得たチンパンジーのシーザーが人類に反旗を翻してから10年後、1人の感染者から始まったALZ113ウィルス、通称猿インフルエンザパンデミックを起こした。瞬く間に人類はその数の大半を減らし、お互いに殺し合い、人類による文明は崩壊した。 高い知能を手に入れた猿達は、シーザーが定めた「エイプ(猿)はエイプを殺さない」という掟の下で森の奥に集落を築き、互いに助け合う平和な生活を送っていた。猿達の生活はシーザーの敷いた教育により、チームプレーでの大規模な狩りや、手話アメスランアルファベット・口頭を交えた高度なコミュニケーションが可能なほどにまで発達しつつあった。

そんなある日、猿達の集落に武装した人間が侵入し、巡邏していた猿に怪我を負わせるという事件が勃発。偵察隊の報告からゴールデンゲートブリッジを渡った先に人間の集落が存在する事を知ったシーザーは軍勢を率いて人間の集落へ赴き、「エイプは争いを望まない。二度と近づくな」と互いの不可侵を宣言して去る。 それでもなお再び侵入してきた人間の一人マルコムを捕え、事情を尋ねるシーザー。実は、猿の集落内に水力発電施設があり、燃料が尽きかけていた人間達はどうしてもそれを使用可能にする必要があった。知性を持った猿達との開戦を考えるドレイファスの意見に対し、三日間だけの猶予を与えられたマルコムは、作業許可を得る為に猿の集落を訪れたのだった。

事情を汲んだシーザーは悩みつつも、「弱っている今こそ人間を殲滅するべきだ」という側近のコバからの進言を退け、マルコム達に水力発電施設での作業を許可する。 作業中の崩落事故や、禁止したはずの銃の持ち込み発覚、シーザーに反発したコバの乱入などのトラブルに見舞われつつ、マルコムの真摯な態度を信じたシーザーら猿の協力もあって、マルコム達は作業を完了し人間の集落へ電力を供給する事に成功した。

一方、かつて実験動物として虐げられた恨みから人間を信じる事が出来ないコバは、自身の提案が却下された事をきっかけにシーザーへのクーデターを画策する。 人間から盗んだライフルでシーザーを狙撃したコバは猿の集落に火を放つと、一連の行動を人間によるテロ攻撃としてでっちあげ、シーザーの代理リーダーとして実権を掌握。シーザーの息子ブルーアイズをはじめとする雄猿達を扇動し、人間の集落へ戦争を仕掛けてしまった。 人間の集落から銃を奪った猿達の攻撃に対し、ドレイファスら人間達も反撃するが、怒りに燃え、数と勢いで勝る猿達には敵わず、あっという間に制圧された。その結果、人間達の多くが捕虜として囚われる。猿による人間の支配が始まったのだ。

マルコム達に助けられたシーザーが手術の為に運び込まれた先は、かつて彼が育て親のウィルと幸せに暮らした家だった。だがそのウィルももうここにはいない。マルコム達による弾丸摘出手術を受け、シーザーは一命を取り留める。シーザーはウィルとの思い出に浸りながら重要な決断をする。 偶然、マルコムと遭遇したブルーアイズはシーザーの生存を知った事でコバから離反、シーザーの指示に従い囚われの人間と仲間を解放し、コバを止めようと奔走する。

コバ達が占拠したビルに到達したシーザー達。シーザーは群れの主導権を取り返し争いを収める為、暴走するコバに直接対決を挑む。手負いのシーザーは苦戦しつつも、仲間の猿達に銃を向けたコバを取り押さえ、なんとか勝利を収める。 「エイプはエイプを殺さない」と命乞いするコバだったが、もう彼を生かしておくわけにはいかなかった。シーザーは「コバはもはやエイプではない」と突き放し粛清する。

猿同士の権力闘争を終えて、リーダーの座に返り咲いたシーザー。しかしそこには、ドレイファス達が呼び寄せた人間の軍隊が接近しつつあり、猿と人間の全面戦争はもはや回避不能な状況へと進んでいた。


※Wikipediaより



オリジナルの映画に近いのは本作かな?
とはいえオリジナルの暗さには勝てませんw
あの当時に創られたSF映画は総じて暗くて、しかも結末まで希望が持てない作品のオンパレードw
流行だったのかな?
逆に今は割りと建設的。
映画の主流はハリウッドだから
アメリカの現在の社会情勢にリンクしてるってこと?
暗い気持ちで終わるってことはまずないもんね。
ま、今時の映画はCGの進歩もあってアミューズメント化してるのは間違いないところだろうけど。




本作のテーマと言うべきか、昔からよくあるベース。
簡単にいやネイティブアメリカンと新興との間の軋轢。
「アバター」のあれ!
ハリウッドは何かと言えばあのネタを持ってくるんだから、アメリカに限らずよほど根深いということか。