ミラノ座の外で撮ったやつ
このメンバーに推しがいるのすごいな
今回、和田さんはリアに勘当されたコーディリアと結婚するフランス王役
フランス王としては最初にちょこっとしか出てこないのですが、
その後は兵士や乞食としていろんな場面で登場されていました
あんまりいろいろなところに出てくるので、もはや和田🐻を探せ状態だった
和田🐻さんの配信でお話しされていたフランス王の心の内の解釈
演出家のフィリップさんのお話で、
コーディリアを娶ると決めた時、純粋に愛だけではなかったのではないか、との考察をされていたそうで、なるほどな〜と思ったり
ブリテンの王という後ろ盾を無くしたコーディリアでも、何かしら自国の利益になりそうだから連れて帰るってちょっと残念ではあるけどね
そして、長女ゴネリルの家にて
和田🐻さんはこの時は兵士の役
道化が話している最中に生卵を割るシーンがあるんですけども、私が見に行った回はめちゃくちゃ高い位置で卵を割っていた
某俳優のオリーブオイルよりも高い
まっすぐ落ちる生卵 それをグラスでナイスキャッチする和田🐻兵士
道化役の勝村さんも思わず、
「よく取ったな〜〜笑」と台本にないであろう言葉が口から漏れていた
ちなみにこの卵ナイスキャッチ
これ以外の回でも毎回グラスに入っていたようで、キャッチ率はほぼ100%だったそうです すごい
物語をかき回す悪役のエドモンドは成田凌さん
めちゃくちゃ悪いやつだな この人のせいでどんどんみんな不幸な方向へと向かっていく
権力が欲しかったエドモンド自身も、決して幸せにはなれないのですよね
初舞台の鈴鹿君も良かった
エドガーと哀れなトムとの演じ分け 声のトーン
視力を失った父親のグロスター伯に、最後まで正体を明かさないエドガー
コーディリアとリア、エドガーとグロスターの二つの親子愛を感じられる作品でもありました
印象的だった演出は、舞台上に雨を降らすシーン
グロスター邸から追い出されたリアたちが荒野を彷徨うところで土砂降りになるのですが、本当にすごい量の水が! 舞台でこんなことできるのですね
あまりにもすごい量で、始まる前に最前列ではビニルシートみたいなのが配られていました
ちなみに私は2列目の端っこで、そこは特に濡れることもなく済んだのですが、場所によっては水飛沫を感じた方もいたようです
舞台装置についてもう一つ
幕が開いてからずっとあった背景は、騎馬隊が描かれた絵画
リアの権力が少しずつ奪われる毎に、
この絵画にスプレーで×印が付けられます
上からスプレーして大丈夫なのかな? 毎回使い捨てなわけないよな、どうなってるんだろう?
ずっと疑問だったんですが、毎回終演後にスタッフさんが拭いていたそう
拭いたら落ちるような作りになっていたのですね
そしてこの絵画は、雨のシーンが終わるといつの間にかなくなっていて、舞台に奥行きができていた
まさに広い荒野に来た感じ
ドーバーに上陸したフランス軍
コーディリアがリアを迎えにきたシーンは泣ける
木の冠を被り、どう見てもゴミばかり入った袋を携えて歩く姿を見てもなお、父親に無償の愛を伝え続けるコーディリアの優しいこと!
こんなに幸せな瞬間もあるのに、なぜ最後は誰も助からないのだろう?
なぜ誰も幸せになれない終わり方なんだろう?
ざっとですが、舞台リア王の感想でした
認知症という言葉がなかったであろうシェークスピアの時代に、それを狂気として描いた「リア王」
言い回しは難しいかもしれないけど、長くても耳に馴染む台詞
圧巻の演出とベテラン勢のさすがの演技
とても見応えのある舞台だったなと思います

