ロシアの国営天然ガス会社ガスプロムの株式取引が2006年初から自由化されるとの記事が29日の日経新聞に掲載されています。


記事によるとガスプロムの時価総額は1500億ドルと世界の新興株式市場最大で、自由化に伴い世界中の機関投資家による組みいれが見込まれますからいいニュースですね。


ちなみにロシア市場の時価総額は代表的株価指数で時価総額のほとんどを占めるRTS指数を構成する50銘柄で2560億ドルだそうですから、これにガスプロムの1500億ドルが加わるときのインパクトはとても大きいのです。


さらに、新規公開した民間石油会社で国内生産第2位のTNK-BPの時価総額も460億ドルでRTS指数の2560億ドルにガスプロムとTNK-BPを加えるだけで時価総額は一気に4500億ドルになるそうです。


世界中の機関投資家は時価総額に応じた運用をしているケースが大部分ですから、この2銘柄を組み入れるのは必至で、しかも組み入れには長期間を必要としますので来年の年初からかなり長期間にわたってロシア株式市場が上昇する可能性が高いですね。


RTS指数は年初から82%上昇したそうですが、来年もまだまだ上昇を期待します。


門倉 貴史
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