起きる事すべてが、
必然である。

そうではない。

起きる事すべてを、
必然に変えるのだ。


石の上にも3年。

そうではない。

3年と本気で決めるから、
3年でケリがつくのだ。


果報は寝て待て。

寝て待っていたら、
腐りかけしか落ちてはこない。



行動だけが、
自分を解き放つための、
唯一の策。




案ずるより産むが易し。

幸せは、創るもの。



世の中の未婚女子よ、

白馬の王子を探すより、
自分が白馬に乗りなさい。

王子は、
いつ他の姫に心変わりするか、
分からんよ。


それよりも、

白馬を贈って、
好みの男子を王子にしたらいい。

あるいは、

男子を育てて王子になるまで、
共に頑張ればいい。



オンナは、
経済的に自立すると、
精神的にも自立出来る生き物。

白馬に乗る資格は、
実はすべての女子に、
生まれながらに備えられている。


チャンスを探し、
必ず掴み、
最後まで成し遂げるチカラは、
結婚するためだけに、
貴女に与えられているのではない。


眼を醒ませば、
世間には、
たいしたタマなどいない。

そんなもんのコシにのるべからず。



経済的に精神的に自立してから、
子供を産みたい相手を探すなら、

純粋に自分の好みや容姿だけで、
いくらでも選べるのだよ(笑)。


容姿端麗じゃなくても、
才色兼備じゃなくても、

一夫多妻に涙するより、
良妻賢母になろう。

これからの時代の良妻の定義には、
経済的不安を夫に与えないことが、
間違いなく追加される。




愛しているなら、
愛され続けたいなら、
オンナも稼ぐのだ!



オンナヂカラこそ、
日本を救う。
歯車のサイズはみんな違う。

だからタイミングもみんな違う。

しかしピッタリとハマる瞬間は、
必ずある。

その時を逃さなければ、
すべては回り始める。



まずは確実に、
自分の歯車の点検整備をしよう。

潤滑に回り続けるだけの、
要素の準備が必要だ。



『なにをしているの?』

『準備だよ。』

『なんの準備をしているの?』

『一生分の自分の歯車が、
ちゃんと回り続けるようにだよ。』

『へぇ。楽しいの?』

『楽しみ続けるためだよ。』

『大変そうだけど。』

『大変そうに見えるかい?
途中で止まる方が、ずっと大変だよ。』

『まあ、頑張って。』

『ああ、ありがとう!』


改善点を見つけ、改善策を学び、
日々コツコツと継続する。

しばらくすると、
自分の歯車は、順調に回り出す。

問題がなくなり、不安もなくなり、
笑顔でいっぱいになる。



『最近、すごく元気そうだね。』

『ああ。歯車も順調だしね!』

『へえ。楽しいの?』

『ああ、最高の気分だよ!
先のことに不安がないから、
やりたいことだけ考えたらいい!』

『…ねえ、私の歯車、どう思う?』

『すごく立派だと思うよ!』

『でも不安だわ。』

『なにが不安なんだい?』

『だんだんと、きしみ始めているの。』

『どうしたい?』

『どうしたらいいのかな?』

『きしむ理由を改善すればいい、
こんな立派な歯車だもの!』

『一緒に見てもらえる?』

『もちろん!』

『代わりに、やってくれる?』

『やり方を教えるから、
自分でやってみたら良いよ!
自分でやれば、
ずっとこの先困ることはないからね。』

『そうだね!ありがとう。』




世界のすべては、
本当は、
そうあるべきだと思う。

もうすでに決定していること、
はやく済ませて忘れよう。

もうすでに入っている予定、
メモして頭から出そう。

もうすでに別れた彼氏、
どうでもいい、忘れよう。

もうすでに色褪せた思い出、
浸って気づけばババアだよ。

もう着なくなった服、
どうせ来年も着ないから。

もう使わないアルミ鍋、
放っておいても穴は空く。

出番のないドレス、
出待ちの間に流行りは変わる。



熱血指導、
熱出して血吐いての時代ではない。

脱サラ自営業、
もっと首を締めたいのか。

美容系サロン開業、
残るはもう眉毛の植毛くらいか。



最近天気悪いね、地震多いね、
そりゃそうだよ。調べて見て。

花粉症、とみせかけた、
花粉症的症状の人の増加。

インフルエンザ流行、
…本当の理由が存在する。



今壱万円で買えるモノ。
壱万円の価値を決めてるのは誰?




愚痴と溜息の入り混じる会社。
そこでは何も得られない。

悩んで過ごす平日、
ろくに仕事も出来ない。

寝て疲れを取るだけの休日、
仕事のために生きてるみたい。

給料日だけ高いテンション。
月に一度しか取り戻せない自分。



思い当たる節のあった、
読んでハッとした、
貴女へ。


人生を変える法則。

思い出すことを減らすと、
思いつくことが増える。

必要ない持ち物を手放すと、
新しい必要性が増える。

時代遅れの価値観を捨てると、
新時代の生き方が分かる。

やりたくない仕事を辞めると、
したい生き方が見つかる。


手放すこと。

それは、
切り拓くこと。

余計なモノを手放し、
感度を上げて、

上司ではなく、
インスピレーションに従おう。













昔々、私がまだ少女の頃、
深夜にTVで、
『ジョニー・スウェード』という、
ロカビリーなラブロマンス映画を観た。
ほんとに、たまたま。


一目惚れ。
なんなの、この男子!
なんなの、この笑顔!
なんなの、この声!
なんなの!
この、わたしの気持ち!!

当時、確か中学3年生だった私は、
本気で彼に、恋をした。

映画の最後に、
エンドロールで流れる、
この俳優の名前が知りたくて知りたくて、
明け方まである放送をじっと見守る。

…出た!


彼の名は、Brad Pitt.


これがいったい、
いつの作品なのかも知らない私は、
その作品の雰囲気から、
おそらく古い映画なんだろうと思い、

じゃあ今はもう、
オジサンなんだろうなぁと思い、

それでも、
他の作品が観たくて、
とりあえずまず、本屋に走る。


『ロードショー』という雑誌を買い、
Brad Pittを探す。探す。探す。。

ない。

ああ。やっぱり。
もしかしてもう、
この世に居ないの!?


それでももう、
毎日毎日頭の中は、
Brad Pittでいっぱいで、
くる日もくる日も、彼を想う。



数ヶ月後。おそらく数年後。

TVCMで、最新映画情報が。


!!!

あっ! Brad Pittだっっ!!!


そりゃ行くしかないでしょう!
観るしかないでしょう!!


親の同伴無しで、
映画館に行ってはいけないという、
?な校則のある学校に行っていたので、

私は父を誘い、
その映画を観に行った。


内容なんで、どうでもいい!
ラブシーンもあり、
隣で気まずそうに座る父。
そんなん、関係ない!
お構いなしに、
私はもう、Brad Pittに釘付け。
メロメロ。


帰りに私は、
自分がどれだけ彼が好きか、
熱く父に語ったのを覚えている(笑)。

父は言った。
『なぁリサ、確かに男前じゃけどなぁ。。
体臭、すげぇぞ。ゼッタイ。』

ふたりで大笑いした。

『でもなぁお父さん、
私あの人なら我慢出来るわぁ。』

『おぉ、そうか(笑)。』



そしてそれから、
Brad Pittは当然のように、
日本で大ブレイク。

ブラピとか、
呼ばないで馴れ馴れしい!
とか思いつつも、

次々と新作が海を渡って
公開されるたびに、
私も父を連れて
(同伴者が要るからね)
映画館へ。


そして、
辞書を片手に
英語でファンレターを書きまくり、
本人からの返事は当然ないものの、
いつか、いつかと願う。



高校3年生。

私は、ビバリーヒルズにある、
語学学校に行きたくて、
自分で資料請求をした。

願書も全部自分で書き、
父にそれを伝えた。

『お母さんがええって言えば、
お父さんは、ええよ。』


さて。

母になんて言えばいいのか。
私が留学したい理由。。

父は、ほんとの理由は知っている。
どれだけ、彼が好きかも(笑)。

母に、嘘はつけない。


話を切り出すと、当然、
理由を聞かれた。
なぜ、その学校なのかも。

『…あのなぁ、お母さん、
ブラッドピットっておるじゃろ。』

『で?』

『いや、その…
ブラッドピットってなぁ、
ビバリーヒルズに住んどるんよ。』

『…はぁ。で??』

『うん…いやぁ。あの~、
ビバリーヒルズ行ったら、
会えるから。』

『はぁぁ~⁉』


…撃沈。

そんな訳の分からない理由で、
大金を出す親のことも考えなさいと、
ひどく怒られた。

私は、泣きながら父に言った。
『こんなに好きなんよ、
どうしよう。』

父は笑いながら、
『リサなぁ。
オトナになっても好きじゃったら、
自分で叶えりゃええ。
今は仕方なかろう。』

『…分かった。そうする。』

『お母さんはそりゃなぁ。
なかなかなぁ(笑)。』

『絶対、結婚するんじゃ!』

『でもなぁ、体臭すげぇぞ。』

また、ふたりで大笑い。



そののち、彼氏が出来て、
父に紹介するたびに、

『おいリサょ、
どこらへんが
ブラッドピットに似とんな?
鼻の穴か?』

などと毎回からかわれながら。



時は流れ。

大好きな人に出会い、
この人の子供が欲しいと願い、
ブラッドピットは殿堂入り。


最近、気づいたことがある。

私の父は、
ブラッドピットに似ている。
そして私の母は、
アンジェリーナジョリーに。

見た目ではなくて、
スピリットが似ている。


自由奔放で、慈愛に満ち、
人のために活動することに
自分の喜びを見出す、
自立心のあるタフな女性を、

心から愛し続け、
いつも一緒に居なくても
気持ちはいつもそばに置き続け、
精神的に見守る男性。


そして私の娘は、
そんなふたりの娘に似ている。


だから、
私の願いは叶っていたのだと。



無条件に心惹かれる人には、
必ずなにかの、
目に見えない意図がある。
糸がある。

それを紡ぎ出すことで、
見えるもの。


強い強い、遺伝子レベルでの、
絆、伝承、継承。

そうして人は、進化する。



父とブラッドピットと、

最愛の人へ、
愛と感謝を。