業界不通・・・ -6ページ目

行政との関係

皆様、お疲れさまでございます。

本日も雨ですね。
雨は人間の活動を鈍らせる感じがします。

さてさてパチンコ業界の現況でありますが、業界自体が停滞気味の中でも各店舗は新台入れ替えやプチ改装をしたりと何かしらの投資を店舗は行っており、私自身も毎日のように各店舗に訪問し商談させて頂いております。
こんな近況のパチンコ業界でありますが、誰でもすぐにパチンコ店を営業する事ができるわけではありません。
パチンコ業は風俗営業に分類され警察に許認可の権限があります。
ちなみにパチンコ店は7号営業・ゲームセンターは8号営業 と風俗営業でも分類されておりますが、何れにしろ警察側に営業権の認可・剥奪の権限がある特殊な業態であります。

また、消防法に伴う消防署の検査、各都道府県・市町村でのパチンコ店出店規制条例もあり パチンコ店を出店する場合は市場調査が不可欠であり、なお行政側とのパイプ(人脈)が強くないとなかなか前に進んでいきません。
警察等の行政と交渉するのは店舗だけとは限らず行政書士が介在しているケースもかなりあります。
業界内でも有名な行政書士もおられ警察にも顔がききいつも『先生!』と呼ばれていますが、このような行政書士の方には警察OBが多いのも特徴です。
何れにしても警察に背を向けられたら終わりですので、あの手この手で許可をとります。
新台入れ替え時にも変更承認申請を所轄の警察署に提出し、後日 警察署の担当官が店舗訪問し遊技台の検査(申請通りの遊技台が設置されているかの検査)を行い、OKであれば開店する事ができますが、ひと昔前は事前申請してても担当官は検査にも来ないケースが結構ありました。
これは所轄の担当官のさじ加減であり、年度が変わり警察署内の人事異動で担当官も変われば急に検査が厳しくなる(または緩くなる)事が往々にしてありました。
今でも各都道府県の県警本部レベルで法律の解釈が違う事も多く他県にまたがってチェーン展開する店舗は苦慮されています。

まあ、警察ありきの業界でありますので、警察の協力(笑)なくして営業は成り立たない事は明らかなのです。

ホールコンとは? ②

皆様、お疲れ様でございます。
前回、記載致しましたホールコンの基礎についてはご理解頂けましたでしょうか?
マニアックな部分も多く用語だけとっても難しいかもしれませんが、遊技されるお客様はわざわざ来店頂いて遊ばれやっと大当たりしても玉が出てこない等のトラブルで不快な気分にさせるのを少しでも無くす為に店舗内の至るところで自動化の設備が入り、日々動いているのです。スタッフが全て対応していたらバイトさんだけで何十人も雇う事になりますので・・・。
さてホールコンがどういうものかはある程度ご理解頂けたと思いますが、そもそもネットで遠隔操作している等の情報がなぜ氾濫しているかを考察してみましょう。
理由として過去に店舗側で意図的に大当たりを制御していたホールが警察に検挙された事例があり、お客様が店舗側を信用していない部分があるのでは?と推測されます。
玉が出なければ店側を疑い出れば良い店だと判断するのは人間心理に基づけば間違いではありません。
しかし私も長年この業界に従事しておりますが、ホールコンでの出玉操作はほぼ出来ないと断言できます。ただ100%とは言えないのも事実です。
ホールコンではなく別の遊技台制御用コンピュータを利用して出玉操作をしている可能性は否定できません。仮にそのような店舗があったとしても全体のごく一部でしか無いという事です。
今現在、パチンコ店を経営する会社は『健全化推進機構』という団体とある契約を結んでおります。
その契約内容は機構側が事前通知無しに店舗訪問し遊技台に異常がないか・不正な基板やROMが付いていないかを営業中か否かを問わず立入検査する事に対し店舗側は拒否できないというものです。
不正が露呈すれば警察が行政処分を行います。(営業停止処分)
実際に立入検査で不正基板が見つかった・立入検査を拒否し機構側とトラブルになった 等の事例もありました。
このようにいつ立入検査されるかわからない状況で店舗側は遠隔操作や不正ROMを仕込む必要があるでしょうか?
答えは『NO』となるのは明らかです。
行政処分を受ける可能性がある中でリスクを背負って不正に手を染める必要性が薄いのではないでしょうか?
ただ、前述した通り不正の事実は別として疑わしい店舗があるのも否定できないのです。
真面目に経営している店舗がある中、業界イメージを下げる会社が存在するのは本当に悲しいですね。

ちなみに『健全化推進機構』という団体は警察の○○下りと見ていいのでは?

次回は行政との関係について書いてみたいと思います。

ホールコンとは? ①

お疲れ様でございます。
本日は天気に恵まれ暑いぐらいであります。こんな天気が続くと夏を待たずして東京電力の計画停電が再開される可能性も否定できなくなりますね。さらにパチンコ店への風当たりが強くなる可能性もあり懸念されます。

さて皆様はホールコンをご存知でしょうか?
ネット上では出玉をコントロールする・遠隔操作する悪い設備と書かれる事の多いホールコンではありますが、本来ホールコンが担う役割は次の通りであります。
まずは店舗の構造を理解する必要があります。
パチンコ店には各遊技台が玉切れにならない様、玉を蓄めておく玉場(玉専用の部屋が店舗内にあります)から各島へ玉を補給する樋がつながっています。その樋を玉は転がりながら島へ入ってきており、さらに玉は遊技台の上皿に補給されます。お客様が大当たりし景品交換の為ジェットカウンターへ玉を流すと計数された玉はまた玉場へ戻る構造であり、このサイクルを一日中繰り返します。ちなみに近年のパチンコ店は玉場が無い店舗が多くなり各島の中に玉を蓄めておく簡易な玉場設備を設け島と島を樋で繋ぎ玉を行き来させる構造が主流ですが、どちらにしても玉を店舗内で循環させる構造は同じです。
さてホールコンでありますが、元々は補給コンピュータと呼ばれておりました。役割は各遊技台の上皿にスイッチを付けて通常は玉が補給されていると玉自体がスイッチをON、玉が切れるとスイッチがOFFとなるようにしOFFになったらコンピュータが玉を補給するよう電気的に制御しておりました。OFFになるとはつまりお客様が大当たりしたので台が保有する玉が足りなくなったという事です。玉を補給するか否かを大昔は人間が島の中に入り一台一台手で補給していたのを自動化したのがホールコンの基礎なのです。
それから時代は変わり玉を各遊技台にどれぐらい補給したか?ジェットカウンターにどれぐらい玉を流したか?などの計数管理をするようになり、またお客様は遊技台にどれだけ投資して頂けたか?(各遊技台の勝敗管理=売上管理)まで細かくデータとしてとるようになりました。さらにスタート回数・大当たり回数などもデータとして取り込み日毎・週毎・月毎・年間としてのデータ管理を行うようになりました。こうなると当初の目的であった補給用コンピュータではなく店舗の全てを把握する総合管理コンピュータへ変貌し 名称がホールコンピュータとなったのです。
ちなみにホールコンを販売しているメーカーは最大手がダイコク電機(東証1部上場)その他としてアイ電子・北電子(スロットのジャグラーが有名ですね)・マースエンジニアリング(東証1部上場)・グローリー(東証1部上場)・大都販売・エース電研 等数多くのメーカーが乱立しております。各メーカーでデータの管理方法や表現方法が若干違いますが、基本構造はほぼ同じと解釈して頂いても問題ありません。
ここまでのお話、皆様はご理解頂けましたでしょうか?
次回はネットに書かれている間違い・勘違いも含めて説明したいと思います。