昨日、祇園の花街の中を用事があって通り抜けたのですが、

正月飾りが、商家とはまた違っていて、本当に特色が

出やすいんだな。と思ったのですが。

 

台湾も、大陸も、門にはやはりお正月飾りをします。

 

一般的には「春聯」と「福到了」でしょうか。

あとは、門神とか。

 

 

「春聯」は門の左右にはる縁起のいい言葉を書いたもの

「福到了」は写真のように福の字を逆さに書いたもの

 

ラサでもこんなのが。

 

 

 

 

もともとはちゃんと「福」の字を書いて貼っていたのですが

とある王府で字の読めない下働きが間違えて、逆さに貼ってしまった。

怒った主人が執事に誰がやったか探すようにいうと

「うちのお屋敷には、「福」が「到った」のですよ。」と答えたので、

主人も犯人探しをやめたとか。

到と倒(ひっくり返るの意)がおなじ「dao」の発音だから生まれた

故事です。

 

上は清朝バージョンですが、明朝バージョンのお話だと朱元璋のときに

「福」は皇帝暗殺に準備の暗号だという噂が流れ、憂いた馬皇后が

密かに命じて、門に「福」の字を貼らせた。

ところが、やはり、まちがえて逆さに貼ったお家があって、

皇帝は怒って捕えさせた。

馬皇后はとりなして「今日、貴方が御出でになるという福が来るのを知って

(福到)で逆さに貼ったのでしょう」といい、捕えたれた人は

放たれた。とか。

 

皇帝こわー。

 

唐代、宋代の初めまでは、家臣が皇帝に諫言することはあったのですが

明代になるとその風習は全くなくなり、ひたすら家臣は忖度する時代と

なるのですが、ねー。

 

この他にも、縁起ものしてお魚とか貼ります。

 

 

 

 

切り紙。

 

お正月前に売りに出されますが、これは結婚式にも

雙喜の切り紙をつかいます。

 

これは、もともとは農家の内職で作られたものだったそうです。

 

 

コーラの春節バージョンもこんな感じ。