
カフェインの摂りすぎは禁物、とのことで
珈琲は美味しいものを、一日一杯
と決めている。
10年来のみつづけている西伊豆「間菜舎」の珈琲。
師匠のKIYOの著書やブログにも、時々登場する。
大学時代の後輩が商社に就職し
はじめての出張で行ったエチオピアのお土産でもらったのが
驚くべき香りのコーヒー豆。

私の珈琲開眼の瞬間だった。
以来、コーヒーは豆をミルで挽き、
口の細いポットからぽたぽたとお湯を落として淹れる
コーヒー生活が始まった。
エチオピアは「モカ」コーヒー発祥の地であり、
日本の茶道に似たコーヒーセレモニーのような風習があるらしい。
そのときに焚くのが「乳香=フランキンセンス」という香りなのだという
はるか海の向こうの文化を知った。
ずっとずっとエチオピアに憧れて
早十数年・・・・。
そのときの珈琲に勝るものには現地に行かねば出会えないのでは?
と、思っていたが
未だアフリカへ行くまでの行動は起こせていない(笑)。
ひとつには、それ以上の
ありえない美味しさと、パワーと愛情に満ち溢れた珈琲豆に、
数年後、出遭ってしまったからかもしれない。
それは私たちが毎朝淹れる「間菜舎」高田啓司さんの珈琲。
このコーヒー話は、KIYOの著書やブログに譲るとして
http://www.kiyo-san.com/
http://ameblo.jp/kiyotakaminami/
昨年秋にアトリエを移転した時期に
しばらくの間、間菜舎コーヒーをお休みして、
知人にいただくコーヒーや、
鹿児島の珈琲屋さんだという読者の方の豆を取り寄せしたりして
最近の珈琲事情をリサーチした。
数年前、オーガニックワインと呼ばれるものでおいしいものがなかったのと同じなのだろうか、
業界では「オーガニックのコーヒー豆は酸味が強くて美味しくない」
という通説もあるようだが、
それは豆自体の製法や乾燥法、焙煎法やその後の保存法など
色々な原因があって、本当は美味しいかもしれない豆が
きちんと手元にやってこないだけなのではないだろうか
と私は個人的に思っている。
ワインだって、今は本当に美味しいオーガニックワインがたくさん日本に紹介されているように、
コーヒー豆も管理の問題なのではないかと。
それでもやはり高田さんの間菜舎に勝るものはなく
とうとう注文することになったのだが
注文後、焙煎して、なじませて、送られてくるまでには
1週間弱はかかるので
その間、駅前にある谷中珈琲の豆を調達してみた。
http://www.yanaka-coffeeten.com/straight.htm
あえて、一般的にはあまり評価の高くない「有機栽培」の豆を指定して、
酸味の少ない「深み系」と、酸味の少ない「すっきり系」の2種類を
おまかせの焙煎方法で煎ってもらった。
産地だけでなく、乾燥法やピッキング方法にまでこだわって
「フェアトレード」流通の豆までもかなり増えてきているのは
消費者としては単純にうれしいし、楽しい。
いつもと同じように塩野屋さんのシルクのフィルター
http://www.shiono-ya.co.jp/goods/other/other02.html
で淹れて飲んでみたが
十分に満足できる美味しい珈琲だった。
ということで
珈琲が豊かにしてくれる日々の生活と
珈琲談議ができるほどの背景にあるストーリーの奥深さの話でした。