
の祖国デンマークへの憧れが募るばかりです。
死ぬまでには一度訪れてみたいです。
デンマーク国立図書館にはキルケゴールの像

があるそうですが、デンマークの有名人を童話作家のアンデルセン

しか知らない日本人には「誰?」
と、なるそうです(笑)。
海洋国家としてスウェーデンともに隆盛を誇ったデンマークは、一時はイギリスのブリテン島まで支配下に治めてた時代がありました。
「北海帝国」として11世紀頃の地図です。

北海を囲む様に、イギリスの一部やスウェーデンの一部も領土にしています。
内陸に侵攻しなかったのは、彼らが海洋民族であり、港を抑えるのが目的だったことと、陸上戦線では強くなかったからかもしれません。
いやぁ、しかし、哲学とキリスト教に取って「暗黒の1000年」と言われますが、ローマ帝国がキリスト教を認めたのが300年代、コロンブスがアメリカ大陸にたどり着くのが1400年代後半。
その間にイギリスの一部を奪われたり、イスラムがスペインまで侵攻したり、モンゴルの元が台頭したり。
十字軍が失敗したり、イスラム商人やベネチア商人に地中海利権を支配されたり。
そりゃ、外洋に出るしかなかったのもわかります。
「理系の知識は悪魔の知識」
なんて教えで、聖書との精神的な繋がりだけを重視したらそりゃ戦争に勝てないです。
十字軍はイスラムの航海術やシステマチックな戦争戦略に対抗出来ませんでした。
やはり天文学と航海術、数学と戦略は密接な関係がありますね。
因みにカトリックはプラトンの「万人共通の絶対の概念」というイデア論の思想を、イスラムはアリストテレスの「万学の祖」という全ての医療や数学や天文学もリンクして考えるという教えを継承し(但し女性差別というアリストテレスの悪い所までイスラムは継承しました。)
また、東方正教会はソクラテスの「万人は平等」という教えを継承しています。
この東ヨーロッパの「平等」からマルクスの共産主義が間違った形で歴史の闇を生み出してしまうのですが…。
次回は戦時下の北欧を書いてみたいです。